三次元レーザー測定器 Leica 3D Disto を用いて、モスク(寺院)の改修をする動画をご紹介します。
トルコ西部にある、とあるモスクの改修。アーチ型の曲線部分を、3D Distoを使って測定し、その測定データを基にCNC(カッティングマシン)で建材をカッティングしていきます。作業がどんな流れで行われているかを簡単にご紹介します。
- 測定場所で、3D Disto本体を起動
- アーチ型の曲線部分を、鉛直方向に自動測定(オートスキャン)
- 測定結果をCADデータ(DXF)として出力し、AutoCADで編集
- 編集したデータをCNCに転送し、そのデータを基にカッティング
- カッティングした板が、アーチ部分の壁面にぴったりとはまりました。
特にご注目いただきたい点は、
- アーチやドームのような曲線部の測定
- 測定結果は、CADデータとして出力し、AutoCADに取り込み、曲線の編集が可能
- CNC(カッティングマシン)用のデータとして転用できること
ドーム状の建物や、曲線のある場所では、測定間隔を細かくすることで、高精度で形状の把握ができます。
なお、動画の途中で音が途切れる仕様になっていますが、視聴には問題ございません。
では、一連の作業を動画でご覧ください。
動画中、一定間隔で行っていたオートスキャン機能については下記ページで解説しております。上記のモスクのように「線の測定」だけでなく、「面」としてスキャンする測定方法もご紹介しています。起伏の激しい場所や、凹凸のたくさんある面などに適しています。
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三次元レーザー測定器 Leica 3D Disto の記事をまとめたページです。使用事例や、マニュアルのダウンロードもできますのでぜひご活用下さい。
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レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
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