三次元レーザー測定器 Leica 3D Disto を用いて、キッチンの天板をリフォームするための測定を行う動画をご紹介します。
この動画では、キッチンの天板を新たに設置するため、設置場所の測定に3D Distoを用いています。特にご注目いただきたいポイントは、
- 穴や凹凸がある、複雑な形状の対象物の測定方法
- 測定結果は、CADデータとして出力し、AutoCADに取り込んで編集が可能
- CNC(カッティングマシン)用のデータとして転用できること
動画は英語字幕のみのため、作業がどんな流れで行われているかを簡単にご紹介します。
- 測定場所であるキッチンで3D Distoを三脚に設置、レベリング
- 最も凹凸のある、戸棚前面の角を全て測定
- 壁に接している後方部分を、水平方向に自動測定(オートスキャン)
- 測定結果をCADデータ(DXF)として出力し、AutoCADで編集
- 編集したデータをCNCに転送し、そのデータを基にカッティング
- カッティングした天板が、キッチンに設置されました
動画中で測定作業を行ったしたユーザーは、最後に以下のようなコメントをしています。
では、一連の作業を動画でご覧ください。
Leica 3D Disto 本体の操作は、専用ソフトウェアで行います。動画ではコントローラーを使っていますが、現在はコントローラーではなくPC仕様にアップデートしています(2018年12月現在)。
お持ちのPCやタブレット(Windows 7以降)にソフトウェアをインストールしていただくことで、お使い頂けます。PC仕様になったことで、測定した結果を三次元の立体的な図として確認することもできます。
Leica 3D Disto を使ったキッチンの測定については、チュートリアルにまとめています。下記アイコンをクリックするとPDFファイルが開きます(ダウンロードもできます)。
動画中、一定間隔で行っていたオートスキャン機能については下記ページで解説しております。上記のキッチンのように「範囲を囲む」測定だけでなく、「面」としてスキャンする測定方法もご紹介しています。起伏の激しい法面や、凹凸のたくさんある場所などに適しています。
三次元レーザー測定器 Leica 3D Disto の記事をまとめたページです。使用事例や、マニュアルのダウンロードもできますのでぜひご活用下さい。
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