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室内モデルの比較!レーザー距離計 Leica DISTO X3 と D2

2018年に新登場したレーザー距離計 Leica DISTO X3と、長らく室内用スタンダードモデルとして君臨してきた、Leica DISTO D2。

サイズが変わっただけで、室内用レーザー距離計はどれも同じでは?と思われるかもしれませんが、室内での測定にこそ役立つ機能がアップデートされ続けて、現在に至ります。

今回は、下記内容で、共通点や機能面での違いについてご紹介します。

目次

    1. 何が違う?D2 vs X3
    2. 共通する機能
    3. Leica DISTO X3 のみの機能
    4. まとめ

何が違う?D2 vs X3

測距能力

測距範囲 精度
Leica DISTO X3 0.05~150 m ±1.0 mm @ 10 m
Leica DISTO D2 0.05~100 m ±1.5 mm @ 5 m

デザイン

現地調査でサッと取り出し、すぐに測定できる。DISTO X3 のボタンデザインは、手袋をはめたまま操作できるよう設計されています。DISTO本体が滑りにくいラバーコーティングで覆われており、片手でしっかりと握ることができます。

見やすい画面

DISTO X3のディスプレイは、DISTO D2の1.5倍近くの大きさ。画面の明るさは、6段階で調節することができます。フォントのデザインも一新され、黒・赤・青(Bluetoothアイコンのみ)の3色カラー表示。機能画面はアイコン仕様で統一し、直感的な操作が可能になりました。

画面の自動回転(X3)

DISTO X3は、本体の向きに合わせて、画面が自動的に回転します。この機能はX3と、同シリーズで屋外モデルのX4だけの新機能です。もう、測定画面を見るために顔や体を無理に傾ける必要はありません。DISTOの向きに合わせて瞬時に回転する様子を、ぜひ動画でご覧ください。

共通する機能

以下は、DISTO D2 ならびに DISTO X3 に共通する機能です。

エンドピース

DISTO本体についている測定補助ツールです。レーザー距離計を角や縁にぴたっと合わせたい時、溝やすき間など、本体が入らない狭い場所を測定の起点にしたい時などに、正確な測定をするためのものです。加えて、X3は、市場からの要望を受け、エンドピースの長さを延長し、細い溝などの測定がし易くなっています。

エンドピースを畳んだ状態、DISTO本体に対して直角にする、DISTO本体の延長上に伸ばす3通りの使い方があり、エンドピースを操作すると、DISTOの測定開始位置が自動的に変更されます。

エンドピースの使い方について:詳しくはこちら >>

一定間隔で位置だし:ステイクアウト機能

  • 床や壁に一定の間隔で、墨出し(位置だし)をしたい。
  • レーザー墨出し器を持っていないが、ピンポイントで位置だしをしたい場所がある。
  • 設計どおりに施工できているか確認したい。

こんな時に、Leica DISTOを使った「ステイクアウト機能」が役立ちます。

DISTO X3 のステイクアウト機能は、画面の表示がさらにわかりやすくなりました。下記ページで詳細をご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

アプリ DISTO Plan を使った、スケッチ機能

アプリを使って、撮った写真やその場でスケッチした図に測定した値をのせることができます。先行アプリ「DISTO Sketch」(終了予定)の全ての機能が、さらに使いやすくリニューアルし、最新アプリ「DISTO Plan」にてお使い頂けます。

下記の機能は、アプリ「DISTO Plan」を端末にダウンロードして、すぐにご利用いただけます(無償機能)。

こちらも合わせてご覧ください: 最新アプリ Leica DISTO Plan 概要

ソフトウェア「DISTO transfer」で端末に転送

DISTO D2、X3 のいずれも、 Windows端末とBluetoothで接続し、測定した値を自動転送するためのソフトウェア「DISTO transfer Bluetooth」に対応しています。「DISTO transfer Bluetooth」を使うと、以下のようなことができます。

■ DISTOで測った値をExcelやテキストに送る
■ 一定間隔でリアルタイム測定
■ Windows端末から測定指令をかける

こちらもあわせてご覧ください: 専用ソフト「DISTO transfer」を使う

その他の共通機能

Leica DISTO X3 のみの機能

水やほこり、落下に強い

Leica DISTO X3は、ジェット噴流をかけても水が入らず、微細なホコリも進入しない設計。防水・防塵性の強さを表す国際規格では、IP65。これはDISTOシリーズの中で最高クラスです。ホコリや泥の多い現場で使ったあと、流水で洗うこともできます。さらに、2mからの落下テストをクリアしています。レーザー距離計の故障原因の多くは落下です。(レーザー距離計は構造上、修理が出来ない製品ですので、出来る限り丈夫な製品を選択することをお薦めします。)

 

水平距離を測る

Leica DISTO X3には、角度センサー(チルトセンサー)が搭載されています。これにより、傾斜を測れるようになっただけでなく、傾斜角と斜距離から、水平距離を算出することができます。

例えば、こんなときに役立ちます。

  • 棚やモノがあって壁が隠れているが、壁までの距離を測りたい
  • 空間になっている場所までの、水平距離を測りたい

こちらも合わせてご覧ください: 水平距離測定とは?

測定しながら作図する:スマートルーム機能

DISTO Plan」のスマートルーム機能を使って、測定と同時に図のスケッチが完成します。アプリとレーザー距離計をBluetooth接続した上で、壁を時計回りに測っていくだけで、部屋の形状を自動で描きます。

これは、新製品の「Leica DISTO X3 / X4」に初めて搭載された「IMU慣性計測装置内蔵」により、レーザー距離計本体の向きが分かるようになったために、可能になった機能です。屋外測定用モデルを含めても、スマートルーム機能が使えるのは、Leica DISTO X3 / X4 のみです。いままでのアプリでは時間のかかっていた平面図作成が、壁をなぞって測りながら、数分で、完了する新機能です。

  • 測定から図面作成までの時間を短縮したい
  • 床面積や壁ごとの面積、部屋全体の周長、容積も知りたい
  • 現地調査で図面(平面図、立体図)を作りたい

部屋の形状が複雑だったり、面積が大きい部屋であっても、スマートルーム機能を使って「壁を順番に測っていく」だけで、測定が終わると同時に図面が完成します。作成した図面は、3D表示にしたり、CADデータとして出力することも可能です。

ソフトを使わずに測定値を転送:キーパッドモード

DISTOと、iOS, Android, Windowsなどの端末を直接Bluetooth接続して、データを送ることができます。

たとえば、こんなときに。

  • 自社開発のソフトウェアへ値を転送したい
  • 専用ソフトウェアを使わずに、値を転送したい

ExcelやWordのほか、メモ帳やEvernote など、テキスト入力が可能なアプリやソフトウェア上で、お使いいただけます。

拡張性 – 専用アダプター:離れた場所から、幅や面を測る

  • 物が多い室内では、測定場所に近づいて測るのも大変。
  • 物や柱、配管などで測定場所が見えない。
  • 測定スペースも限られていて、何回も移動ができない。

室内で測定する際に、上記のような問題はつきものです。こんなときこそ、DISTO X3 が活躍します。

「レーザー距離計は測るだけなのか?」という声に応えて、X3とX4では、製品の機能拡張性に取り組みました。その結果が、革新的なDISTO Xシリーズ専用のアダプター「DST 360」です。DST 360は、レーザー距離計で測定した距離とアダプターに搭載されている水平角・鉛直角センサーを使って、測定箇所を3次元座標に変換し、離れた場所の幅や高さ(2点間距離)の測定が瞬時に計算できます。測量機器メーカーだからこそ製品化することが出来た全く新しいレーザー距離計用アダプターです。

つまり、離れた場所の幅や高さ(2点間の距離)を測ることができるようになります。

こちらも合わせてご覧ください: 新登場!アダプター Leica DST 360

さらに、「DST 360」と最新アプリ「DISO Plan」を一緒に使うことで、「面」の三次元測定が一ヶ所からできるようになります。

■ 離れた場所から、床面を測る:「メジャー プラン」機能
■ 垂直な壁面を測る:「メジャー ファサード」機能

まとめ

室内での測定作業は、狭い、暗い、物が多く足場が少ない、細かな測定箇所が多い・・など、屋外での測定とはまた違う制限や条件があることがあります。どんな場所で、何を(距離、高さ、幅など)知りたいのか、用途を具体的にイメージしていただき、最適な一台をお選びください。

こちらも合わせてご覧ください:

ご購入については、機械工具・計測機器関係の商社等でお取扱いがございます。「公式 Leica DISTO Yahoo!店」からもご購入いただけます。

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