X3

室内モデルの最高峰! Leica DISTO X3

2018年5月、最新レーザー距離計 DISTO X3 が登場しました。コンパクトなサイズながら、ハイエンドモデルにも引けをとらない、ライカの室内用レーザー距離計の最高峰モデルです。

室内での測定は、屋外での作業以上に用途の幅が広く、測定箇所が多かったり、作業場所が狭く限定されることがあります。たとえば、

  • 内装、リフォームの現地調査
  • 工場や、実験施設での測定
  • 会場設営のための寸法計測
  • 家庭での模様替え、引越し

このような、多岐にわたる室内での測定作業に最適化されたモデルが、Leica DISTO X3 です。

今回は、Leica DISTO X3 の魅力をたっぷりとご紹介します。

同時発売の屋外モデル、Leica DISTO X4 については、こちら >>

目次

    1. 見やすい、ディスプレイ
    2. 耐久性
    3. 測定とスケッチが簡単に
    4. 一定間隔で、位置出しする
    5. 離れた所から、面を測る
    6. 保証について
    7. マニュアル
    8. ご購入

見やすい、ディスプレイ

Leica DISTO の室内モデルを一同に並べてみました。DISTO X3(一番右) は、他の機種に比べるとサイズが大きくなりましたが、片手で全てのボタン操作ができるコンパクトさ。ディスプレイも一回り大きくなったことで、画面の数字や文字が、ほかの3機種に比べてはっきりと視認できるようになりました。

一目でわかるアイコン

画面のデザインも一新。電源を入れて「FUNC」ボタンを押すと、全ての機能が見やすく、シンプルなアイコンで表示されます。やりたいことが直感的に見つけられ、すぐに作業を始められます。

 

弊社で実施した調査でも、「視力の低下」が毎日の仕事に影響していると感じているユーザーが圧倒的に多いという結果が出ています。大きなアイコンにしているのは、そういった背景もあります。

グレーアウト(灰色)している機能は、現在無効の状態です。X3本体のファームウェア・アップデートや、アダプターを取り付けることより使用可能になります。

ファームウェア・アップデートについては、こちら >>

画面の自動回転

Leica DISTO X3 の中で、画期的ともいえる新機能がこちら。本体の向きに合わせて、画面が自動的に回転します。この機能は、新発売のX3 / X4 だけの新機能。もう、測定画面を見るために顔や体を無理に曲げる必要はありません。

回転しないように画面を固定することも可能です。DISTOの向きに合わせて瞬時に回転する様子を、ぜひ動画でご覧ください(動画に出てくるのはX4 ですが、X3も全く同じ仕様です)。

耐久性

水やほこりに強い

Leica DISTO X3は、水やほこりに強いモデルです。水まわりや、粉塵の多い場所でもお使い頂けるほか、流水で洗うこともできます。

過酷な現場での使用に耐えられるレーザー距離計として、水や塵埃(じんあい)への耐久度をあらわす国際規格「IP65」を満たしています。なお、IP65を満たすモデルは、X310(販売終了)、X3、X4 ならびにD510のみとなっています(その他のモデルはIP54)。

IP65がどれほどの耐久度を意味するのか、下記ページで詳しく解説しておりますのでご参照ください。

X3と同じ耐久仕様であるDISTO X4を流水で洗い、そのまま測定できる様子を動画でご紹介しています。

高さ2mから落としても平気!

高所での測定作業が多い、よく物を落としてしまう・・という方に、X3はぴったりのモデルです。現在発売中のLeica DISTOシリーズの中では唯一、X3、X4のみが、高さ2mからの落下試験に合格しています。

現在、世の中で販売されているレーザー距離計の中で、2mの落下強度を備える製品は、ライカ ジオシステムズのDISTO X4、X3、X310(販売終了)の3機種のみです。

測定とスケッチが簡単に

室内の測定で、図を描いて、レーザー距離計で測定し、メモする、の3点セットはとても手間がかかります。広い部屋や、形状が複雑な部屋ではなおさら。そんな手間のかかる測定作業を、アプリが解決します。

アプリ「DISTO Plan」は、DISTO Xシリーズの発売と同時にリリースされた、最新のアプリです。DISTO Planと一緒に使うことで、測定と作図が同時にでき、CADデータとして出力することも可能です。

アプリ DISTO Plan の概要については、こちら >> 

測定と作図が同時にできる(Xシリーズ限定)

DISTO Planの「スマートルーム」機能を使うことで、測定と同時に図を作成することができます。アプリとレーザー距離計をBluetooth接続した上で、壁を時計回りに測っていくだけで、部屋の形状を自動で描きます。数分の測定で、平面図(2D)、高さを入れれば3Dの図面作成が完成します。いままで、レーザー距離計や巻き尺で測定しながらメモを取っていた現調が、あっという間に終了します。

これは、DISTO X3 / X4 に初めて搭載された「IMU慣性計測装置内蔵」により、レーザー距離計本体の向きが分かるようになったことで可能になった機能。つまり、このスマートルーム機能が使えるのは、室内モデルの中では DISTO X3 だけです。

始めてこの機能を使う時、どなたも最初の1、2回の測定までは少し躊躇する様子を見せますが、その後は容量を得て、スムーズに測定されています。そして、最後に「終了」ボタンを押すと同時に平面図が作成され、寸法と面積が全て表示されるのをみて、「すごい!」と言われます。(現場調査に従事している方であれば、すぐにその便利さを体験できると思います。)

特に、夏の暑い時期の現場調査は、本当に大変な仕事です。測っている間にも、メモと測定箇所がわからなくなったりする方が多いようです。その後、会社に戻ってきても測り忘れや記入ミスが発生してしまったことを経験されたことがあると思います。写真も多く撮影しても、その場所がどこかわからなくなったり… 現調をスムーズに行えるツールとして開発されたのが、スマートルームです。

※ スマートルームは、有料機能(月額400円)です。下記ページで、スマートルーム機能について詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

写真やスケッチに測定値を入れる

アプリ DISTO Planでは、摂った写真の上に測定値を入れたり、アプリ上で図を描き、測定値をのせることもできます。

  • 写真に測定メモを入れる「スケッチオンフォト」機能については、こちら >>
  • アプリで描いた図に測定メモを入れる「スケッチプラン」機能については、こちら>>

一定間隔で、位置出しする

室内では、レーザー距離計で測るのと動じに、位置出し(墨出し)の必要なケースもあります。

  • 床や壁、天井に、等間隔でマーキングしたい。
  • 墨出し器を持っていないが、指定の場所に印を付けたい。
  • 設計通りに作られているか検証したい。

こんなときは、「ステイクアウト」機能が役立ちます。直線上で、壁から等間隔で位置だし(墨だし)をしたいときに使う機能です。壁からの距離や、間隔の設定ができます。

 

DISTO Xシリーズのステイクアウト機能では、ディスプレイにDISTO本体の現在位置や、次の位置だしポイントまでの距離などが、リアルタイムでグラフィック表示されるようになりました(図左)。

位置だしポイントが近づくと画面が切り替わり、位置だしのポイントを示す赤い矢印が、数値とともに表示されます(図右)。

ステイクアウト機能については、こちらの解説ページも合わせてご覧ください: 壁から等間隔で位置だしする(ステイクアウト機能)

離れていても、隠れていても、面を測る

室内で測定するときに、こんなケースはありませんか?

  • 物が多い室内では、測定場所に近づいて測るのも大変
  • 物や柱、配管などで測定場所が見えない。
  • 測定スペースも限られていて、何回も移動ができない。

これらの問題を全て解決するのが、アダプターとアプリを組み合わせて使う方法です。

DISTO X3、X4専用のアダプター「DST 360」は、単にレーザー距離計を固定するためだけのアダプターではありません。レーザー距離計で測定した距離と、アダプターに搭載されている水平角・鉛直角センサーを使って、測定箇所を3次元座標に変換し、離れた場所の幅や高さ(2点間距離)の測定が瞬時に計算できます。

アダプター「DST 360」と、アプリ「DISO Plan」を一緒に使うことで、「面」の三次元測定が一ヶ所からできるようになります。

こちらも合わせてご覧ください: 新登場!アダプター「Leica DST 360」

一ヶ所から、床面が測れる

物が多い室内で、床面積を測ったり、床面をスケッチして測定していくのは大変です。広い部屋だったり、複雑な形をした部屋ではなおさら。こんなときに役立つ機能が、アプリ「DISTO Plan」にある「メジャープラン」機能です。

X3とメジャープラン機能を使うことで、次のことができるようになります。

  • 一ヶ所から、床面の測定ができ、平面図が作れる
  • 物が多くてレーザーが当たらない場所でも、周辺のデータから最適化できる
  • 作成した平面図は、CADデータとして出力できる

こちらのページで、「メジャープラン」機能について詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

壁を測る

垂直に立った壁面や、壁に取り付けられた看板、絵画などを測りたいときは「メジャーファサード」機能を使います。アダプターDST 360と、アプリDISTO Planを組み合わせて使う点は「メジャープラン」機能と同じです。

一ヶ所から壁を測れる!「メジャーファサード」機能については、こちら >>

保証について

Web登録で3年保証

ライカのレーザー距離計は、通常保証が2年間、Web登録いただくと3年間、製品保証をしております。レーザー距離計市場のなかでは、もっとも長い保証期間です。

【保証対象製品】

  • レーザー距離計 DISTOシリーズ
  • レーザー距離計 Xシリーズ用アダプター DST360

※ アクセサリーの保証期間はありません。初期不良時のみ、交換等の対応をいたします。

上記の保証対象製品は、購入日から2年間、保証期間を設けています。後述の3年延長保証を登録された場合は、3年間です。この間に製品に起因する不具合があった場合は、修理はせず、無償交換のサービスとなります。保証期間経過後は、有償にて交換いたします。

  • 保証期間:購入日から2年間のため、購入日を証明する書面を保管してください。(納品書など)
  • 書類紛失の場合: 製造年月に3ヶ月を足した1日を購入日とし、そこから2年間となります。

保証対象外になる場合

  • 取扱説明書に記載された使用条件・環境以外での使用により発生した製品不具合
  • 不適切な使用により故障が発生した場合
  • 火災・地震・水害・落雷・その他の天災地変による作動不良
  • 落下等によるディスプレイ破損

製品に不具合が発生した場合

下記をお確かめの上、解消しなければ、弊社までお問合せください。その後、製品をご送付いただく流れになります。

  1. 電源のオン/オフをしても再発するかどうか
  2. 新しい電池セットを使用しても再発するかどうか (リチウムイオン充電池のD810 touchとS910は除く)

【送付先】
ライカ ジオシステムズ株式会社
〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル18F
Tel. 03-6809-3716

有償交換

保証期間を過ぎた後に、不具合が発生した場合は、有償で新品製品へ交換となります。販売を終了した製品の場合は、後継機種への交換となります。

不具合製品は弊社へ送付いただき、症状を確認次第、交換品を発送する流れとなります。有償交換価格は、弊社へ連絡される際にお問い合わせください。

※有償交換の保証は、交換製品の発送日から2年です。(保証延長対象外です)

保証延長

ご購入後、8週間以内に、「myWorld」にてWebユーザー登録をすると、保証期間が2年から3年に延長されます。登録は、弊社ホームページ、または、Leica DISTO™専用アプリ DISTO sketch (iPhone / Android用) の製品登録画面から行えます。

myWrold:https://myworld.leica-geosystems.com/irj/portal

myWrold での登録方法については、下記ページをご覧下さい。

※アクセサリーは対象外となります。myWorldに登録後は、保証延長だけでなく、製品に関する問い合わせ等も行えますので、是非、ご登録ください。

製品登録後は、下記を大切に保管してください。

  • 購入日がわかる書類 (領収書、納品書等)
  • 3年保証登録時にメールで受信する製品登録証

保証サービスを受ける場合は、この2つの書類の提出が必要です。紛失した場合は、サービス対象外となる場合があります。

登録方法や保証規定については、下記マニュアルでも詳しくご案内しております。ぜひご覧ください(ダウンロード可)。

マニュアル

Leica DISTO X3 のマニュアルは、次の2通りの方法で閲覧・ダウンロードいただけます。

QRコードから

DISTO X3 本体の化粧箱に同封されている「Quick Start」冊子にQRコードが記載されています。

QRコードを読み取り、言語を選択すると、DISTOのマニュアル画面が表示されます。画面左上の「三」マークをタップして、参照したい項目を確認できます。

ダウンロード

Leica DISTO X3 のマニュアル(PDF版)はこちらから閲覧・ダウンロードできます。
(画像をクリックすると、PDFファイルが開きます)

 

ご購入

機械工具・計測機器関係の商社、販売店、測量機器販売店、全国ホームセンターでお取扱いがございます。

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