よくある問合せ

トレーサビリティーについて

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズ のトレーサビリティについて、ご案内いたします。

2018年11月現在販売中のレーザー距離計、レーザー墨出し器 には、製品に関する「Calibration Certificate(校正証明書)」を同梱しています。これは、工場出荷時に検査をした後、その結果を同封している書面で、国際的に認められる100%トレーサブルな書類です。

この書類をもって、トレーサビリティ体系図の代わりとしておりますので、下記に解説いたします。

Calibration Certificate(校正証明書)

まずは、「Calibration Certificate」 について、ご案内します。これは、レーザー距離計を含む、弊社製品全般の精度に関する書類で、工場出荷前に点検した結果を記録した書類です。

  • Gold (ゴールド)
  • Silver (シルバー)
  • Bronze (ブロンズ)
  • Blue (ブルー)

の4段階に分かれており、機種ごとに、どのランクの書類を添付するかが、決まっています。

レーザー距離計 Leica DISTO は「Silver」、3次元測定器 Leica 3D Distoとレーザー墨出し器 Leica Lino (2018年発売モデル以降) は「Blue」のランクになります。

< 注意 >
※1 各製品の同梱書類に記載されているランク以外は発行できません。
※2 再発行は、レーザー距離計の一部の機種のみ、有料にてお受けしています。
※3 再発行時の書類も、製品購入時に同梱されていたものと同様の記載内容となります。

Calibration Certificate に関する詳細は、弊社Websiteでもご紹介しています。

書面のサンプルや、記載内容の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

トレーサビリティー

弊社で発行する「Calibration Certificate」は、国際的に認められる100%トレーサブルな書類です。

Leica Geosystems AG (スイスにあるライカ ジオシステムズ株式会社の本社)は、ISO/IEC17025 に基づき、距離と角度に関する「試験所認定」を、Swiss Accreditation Service (SAS)より受けています。つまり、弊社の本社にある検査設備は「試験所認定」された設備です。

ISO/IEC17025:試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
これは、試験所が満たすべき要件を定めた国際規格です。

■ Swiss Accreditation Service (SAS)
SASは、スイスにある機関で、スイス国内の検査設備に試験所認定を与える役割を担っています。弊社も、ここから「試験所認定」を受けておりますので、下記リンクの「Search Term」に、試験所認定番号である「SCS 0079」を入力すると、弊社の名前が出てきます。https://www.sas.admin.ch/sas/en/home/akkreditiertestellen/akkrstellensuchesas.html

 

各国で受けた認定が、グローバルでも通用するように、国際的に取り決めがあります。各国の認定機関などから構成される、国際試験所認定協力機構(ILAC)および、ILAC試験所認定の相互認証協定(MRA)について、下記をご覧ください。

■ 国際試験所認定協力機構(ILAC)
国際試験所認定協力機構 (ILAC : International Laboratory Accreditation Cooperation) は、現在、70以上の国・地域及び地域機関を代表する試験所及び検査機関の認定機関により構成されています。

■ 相互承認協定(MRA)
ILACのメンバーは、相互認証協定 (MRA: Mutual Recognition Arrangement) の取り決めに合意しています。上記のSASは、ILAC のメンバーであるため、この相互認証協定に基づき活動しています。そのため、弊社が発行する精度証明書も、国際的に認められる書類ということになります。

ILAC のメンバーは、Websiteに公表されています。下記リンクから、「N-S LIST OF MEMBERS」の「SWITZERLAND」をご覧いただくと、「SAS」の名前が掲載されています。日本の認定機関も、「J-M LIST OF MEMBERS」の「JAPAN」に載っています。
https://ilac.org/ilac-membership/members-by-economy/

 

弊社では、下記図のような体系で、「Calibration Certificate(校正証明書)」を発行しています。この図は、校正証明書のホワイトペーパー (英文のみ) に記載しております。下記リンクの「ダウンロード」からご覧いただけますので、あわせてご参照ください。

 

以上から、レーザー距離計、レーザー墨出し器に関しては、「トレーサビリティ体系図」のご用意はありません。「Calibration Certificate」は、国際的に認められた100%トレーサブルな書類であり、「経済産業省 計量標準FAQ」にも、下記の通り明記されているためです。

例えばISO9001の要求事項として、国家計量標準との関係の確認のために求められるのであれば、校正証明書のみの提出で問題なく、トレーサビリティ体系図の提出は必要ありません。(経済産業省, 計量標準FAQ, A-2トレーサビリティ, Q3)

■ 経済産業省 計量標準FAQ

Calibration Certificate 再発行について

レーザー距離計の校正、精度証明書の再発行は、全て、スイス本社の設備で実施します。そのため、約1ヶ月ほど製品をお預かりすることになります。下記に記載の一部機種のみ、承っておりますので、再発行を希望される場合は、お問合せページよりご連絡ください。

【再発行対象モデル】

  • Leica DISTO S910
  • Leica DISTO D810 touch
  • Leica DISTO D510
  • Leica DISTO D8
  • Leica DISTO D5
  • Leica DISTO A8

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