ファインダー特集

Leica DISTO 生誕25周年!これまでの歩み

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズは、2018年11月に、発売開始から25周年を迎えました。常にその時代の最先端技術を搭載し、レーザー距離計市場を牽引しながら、進化を続けてきたLeica DISTO。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

 

現役でお使いの方もいれば、なつかしいモデルを見つけた方もいらっしゃることでしょう。今回は、歴代のDISTOと共に、その歩みをご紹介します。

世界初のレーザー距離計(1993年)

1993年、世界初のレーザー距離計「Leica DISTO classic」が誕生しました。手持ちで測定できるレーザー距離計、として一世を風靡したものの、まるでレンガブロックのような巨大さは、現在の最新モデル DISTO X4と並べてみると、一目瞭然です。

この一台から、ライカのレーザー距離計の歴史は始まりました。

第1世代
Leica DISTO Classic(1993年)

第2世代
Leica DISTO basic(1998年)
Leica DISTO memo(1998年)
Leica DISTO pro(1998年)

片手で使える(1999年)

レーザー距離計の歴史は、機能や精度はもちろんのこと、大きさの変遷でもあります。1999年に発売された「Leica DISTO classic 3」は、片手で操作できる大きさにアップデート。ディスプレイは逆に大きくなり、文字が見やすくなりました。

第3世代
Leica DISTO classic 3(1999年)

DISTO lite 4 / lite 5

室内モデルのさきがけとなったのが、Leica DISTO lite 4(2001年発売)と、Leica DISTO lite 5(2002年発売)の2台です。同時期に展開したclassicモデルに比べてシンプルな機能ながら、操作性と携帯性に優れ、販売台数の多かった人気モデルです。

第4世代
Leica DISTO lite 4(2001年)
Leica DISTO classic 4(2001年)
Leica DISTO Pro 4(2001年)
Leica DISTO Pro 4a(2001年)

第5世代
Leica DISTO lite 5(2002年)
Leica DISTO classic 5(2002年)
Leica DISTO plus(2003年)
Leica DISTO classic 5a(2004年)

Bluetoothでデータを飛ばす(2003年)

測定は一瞬でできるのに、値は手書きでメモ。そんな煩雑な作業工程を一変させたのが、Bluetoothで測定値を転送できる「Leica DISTO plus」。Bluetooth接続したパソコンなどの端末に、DISTOから測定結果が飛ばせるようになり、Bluetooth対応モデルのさきがけとなりました。

コーポレートカラーの赤色が中心だったこれまでのモデルから一変、青色のパーツが施されたボディも斬新です。

ディスプレイを見ながら、測る(2007年)

「レーザー距離計は、レーザーを見ながら測定する」というのが、これまでの概念でした。レーザーは、太陽光の下では見えませんので「屋外ではレーザー距離計は使えない」ということでもありました。これらの概念を根底から変えたのが、デジタルポイントファインダーの登場です。

レーザーではなく、本体のディスプレイを見ながら測る。いまや屋外用レーザー距離計の代名詞にもなっているこの言葉は、デジタルポイントファインダーが初めて搭載された「Leica DISTO A8」とともに誕生しました。

「Leica DISTO A8」を使って屋外で測定している動画がこちら。

また、チルト(傾斜)センサーが初めて搭載されました。傾斜度を測れるようになっただけでなく、離れた場所から、対象物までの水平距離や高さを概算で測ることができるようになりました。

第6世代
Leica DISTO A3(2005年)
Leica DISTO A5(2005年)
Leica DISTO A2(2006年)
Leica DISTO A6(2006年)
Leica DISTO A8(2007年)

カラーディスプレイで、さらに見やすく(2009)

デジタルポイントファインダーも進化し続けます。屋外用モデルの「Leica DISTO D5」から、ディスプレイがカラー表示となり、さらに見やすくなりました。1倍、2倍、4倍までのズーム表示機能もつき、測定対象をより正確に、すばやく認識することが可能になりました。

第7世代
Leica DISTO D2(2008年)
Leica DISTO D3(2008年)
Leica DISTO D5(2009年)
Leica DISTO D8(2009年)
Leica DISTO DXT(2010年)
Leica DISTO D3a(2010年)
Leica DISTO D3a BT(2010年)

過酷な環境下で、測る(2012年)

埃や粉塵、泥が舞い、雨や水しぶきがかかる。そんな過酷な現場でも、問題なく使えるレーザー距離計「Leica DISTO DXT」。塵埃や水への耐久度を表す国際規格「IP65」をクリアした、初代堅牢モデルです。汚れを流水で洗い流すことも可能です。

IPとは、水と埃への耐性を数値で表す国際規格。65という数字は、「塵埃の侵入があってはならず、ジェット噴流から保護する」レベルの耐久性があることを意味します。

IPコードの詳しい解説はこちら:

disto-x4-truly-robust
レーザー距離計は防水?保護等級(IPコード)の解説レーザー距離計の展示即売会に行くと、よく聞かれる質問の1つがこちらです。 みなさんは「防水」と聞くと、どのような状態を想像...

さらに、高さ2メートルからの落下試験に合格。過酷な環境での使用に耐えうる堅牢性は、2018年の最新モデル「Leica DISTO X3」「Leica DISTO X4」(いずれも第9世代)にも引き継がれています。

Leica DISTO D510(2013年)

解像度が大幅にアップした鮮やかなディスプレイで、アイコン表示を初めて採用。直感的な操作が可能になりました。スケッチアプリ「DISTO Sketch」と一緒に使うことで、測定とメモが同時にできるように。また、堅牢モデル「Leica DISTO DXT」と同じ【IP65】の耐久性をもちながら、先行モデル「DISTO D8」よりも価格が抑えられ、屋外用レーザー距離計のスタンダードモデルとして君臨しました。

屋外用レーザー距離計のロングセラーは、Leica DISTO D5102013年5月の発売以来、5年以上経過してもなお、根強い人気商品である『レーザー距離計 Leica DISTO D510』。 2018...

第8世代
Leica DISTO D210(2012年)
Leica DISTO X310(2012年)
Leica DISTO D510(2013年)
Leica DISTO D810 touch(2013年)
Leica DISTO D110(2014年)
Leica DISTO S910(2015年)
Leica DISTO D1(2016年)
Leica DISTO D2(2016年)

三次元で測定する(2015年)

他のDISTOモデルとは一線を画す、ユニークかつハイスペックなモデル「Leica DISTO S910」。水平角/鉛直角センサーにより三次元の座標情報を取得し、距離を算出することで、「離れた場所から、2点の測定だけで、幅や高さを測る」ことができます。

「P2P(Pont to Point)」測定と呼ばれるこの機能の画期的な点は、幅測定において多くのレーザー距離計ユーザーを悩ませてきた、ピタゴラス機能による誤差の問題に終止符を打ったことでしょう。

屋外・長距離測定に重宝する大きな液晶画面、タッチパネル、座標値の取得、スクリーンショット、CADデータの出力などを兼ね備えた、名実ともにDISTO最上位機種です(2018年10月現在)。

Leica DISTO S910 の解説記事をまとめたページも、合わせてご覧ください。

Leica DISTO S910 まとめページLeica DISTO S910 のユニークさ ライカのレーザー距離計DISTOシリーズの最高峰、DISTO S910。 まずはこち...

Leica DISTO X3 / X4(2018)

2018年に登場した最新モデル。Leica DISTO X310からの堅牢性(IP65/高さ2mからの落下試験クリア)を引き継いだコンパクトなデザインと、全体がラバーコーティングされたボディ。専用アダプターDST 360と一緒に使うことで、DISTO最上位モデルでしかできない、屋内外での三次元測定が可能になります。

同年にリリースされた最新アプリ「DISTO Plan」と一緒に使えば、測るだけで床面や壁面などの図面が作成できます。アプリ経由でファームウェア・アップデートができる仕様や、上図のように、DISTO本体の向きに合わせて、画面が自動回転するのもXシリーズならでは。

Leica DISTO X3 / X4 専用アダプター「DST360」は、DISTOを設置することで通電。レーザー距離計で測定した距離と、アダプター本体に内蔵されている水平角・鉛直角センサーを使って、測定箇所を3次元座標に変換し、瞬時に2点間の距離を計算しています。

ボディ全体も重厚かつ安定性のあるメタリックなデザインで、もはや「電子機器」の佇まい。これまでのアダプターの概念を覆す存在感です。

第9世代
Leica DISTO X3(2018年)
Leica DISTO X4(2018年)

まとめ

世界で初めて、レーザー距離計を世に送り出して25年。大きさや機能のバリエーションはもちろんのこと、レーザー距離計に求められる「精度」「測距範囲」などは飛躍的に向上し、ライカは妥協することなく、常にその時代の最高品質を求め続けてきました。その歩みは、今後も続きます。

2018年10月現在、販売しているLeica DISTOモデルは8種類。ライカ レーザー距離計25年の歩みと叡智がつまった姿です。長くお使い頂くためにも、最適な1台をお選び頂きたいと願っています。

後継機種は、こちらをご覧ください!

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交換できるかも?!アフターサポート中のLeica DISTOは、保証期間を過ぎたら有償交換できます!レーザー距離計 Leica DISTOシリーズのアフターサポートは、 保証期間が終わった後も続きます。 以前の機種が故障した場合...
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