3D Disto

CADツールで、点を追加する:3D Disto

三次元レーザー測定器 Leica 3D Disto は、大きく分けて「測定」「位置だし」の2つの機能があります。このうちの「測定」機能には、レーザーが当たらない点を追加したり、円を描いたりと、測定補助する「CADツール」があります。

このCADツールの良いところは、

見えない点の作成、円の追加、線の交点を追加などが出来る

という点です。CADツールで作成した点や線は、測定した点と同じく記録され、CADデータとして出力できます。

3D Distoには、『リロケーション機能』があり、1ヵ所から全ての測定ができないときに、3D Disto本体を移動した後も、測定結果を測定を続けることができます。しかし、本体を移動できない場合や、移動するほどではない、という場合などは、CADツールで点や線を補足するほうが早いかもしれません。

今回はCADツールでどんなことができるのか、その機能についてご紹介します。

どんな機能?

CADツールは、全部で6種類あります。例えば、こんな場面で活用できます。

  • 照明やシンクの位置など、測点に円を描きたい
  • 移動せずに、隠れて見えない場所の測定をしたい
  • コーナーの直角をデータとして作成したい
  • 不足している長さ、点を補足したい
  • 室内での測定工程を短縮したい

CADツールは、ソフトウェア画面右側のアイコンを選択することで起動します。6種類のツールから、用途に応じて選ぶことができます。電卓マークのあるものは、長さや角度を指定することができます。

なお、3D Disto は、最初に測定した2点で座標軸が決まるため、最初の1点目だけではCADツールが使えません。必ず2点以上測定してから、起動してください。

3D Disto の座標の決まり方3次元レーザー測定器 Leica 3D Distoは、測定した点をすべて3次元の座標情報に変換します。ここでは、座標軸がどのように決定さ...

測点に円を描く

測定した点を中心として、円を描くことができます。コンセントや照明の位置を追加したいときなどに役立ちます。直径は、予め3D Distoかメジャーなどで、測定しておいてください。

  1. 円の中心を測定し、点を長押しすると、下記のポップアップが出てきます。
  2. 円のアイコンを選び、直径を入力すると、円が表示されます。

対角線から四角を描く

壁面、窓、ドアなどで、対角線から長方形をつくります。垂直な壁面や斜面で、4点全ての角を測定しなくても、対角にある2点を測定することで、長方形を作ることができます。

  1. 対角線を測定し、線の上を長押しすると、ポップアップが出てきます。
  2. 四角形のアイコンを選ぶと、すぐに切り替わります。

2つの測線から、角を作る

測定した2本の線を延長させて、交点を作る機能です。物があって角が測定できない時などに、周辺の「辺」を測ることで、角を作ることができます。

交点の位置は、X-Y平面上で2次元で計算され、高さは一番目の線を外挿して計算されます。

 

線を延長する

測定した線に、任意の長さを追加して延長することができます。2点目の場所が隠れている時や、レーザーがあたらない素材でできている時などに役立ちます。

 

 

点の作成

測定した線の途中や延長線上、そこからさらに任意の角度で離れた場所に、点を作成することができます。

 

直角を作成する

測定した線と点から、直角をつくることができます。

 

 

マニュアル

ご紹介したCADツールのマニュアルで、詳細な手順をご紹介しています。クリックするとPDFが開きます。(ダウンロード可能)。

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