レーザー距離計 DISTO D810 touchとS910は、ご購入後にリリースされた新しいファームウェアへ、アップデートすることができます。スマートフォンアプリをアップデートする様なイメージです。
年に何度か、不定期に新しいファームウェアがリリースされるのですが、今回は、これまでで最も大きなアップデートとなり、ご要望の多かった充電中の測定が可能になりました!
携帯用充電器をお持ちであれば、電源が少なくなってきても、作業を中断することなく続けられます。
お手持ちの機器が以下のバージョンであれば、これから説明する内容が盛り込まれています。
レーザー距離計 DISTO D810 touch :V3561
レーザー距離計 DISTO S910 :V3557 以上
バージョンの確認は、本体のFUNCボタンから、設定画面に入り、” i ” マークのアイコンを押してください。
D810 touch / S910 共通
1.充電をしながら測定が可能
今回のアップデートで、一番お伝えしたいことです。電源が少なくなってきた…と心配することは、もうなくなります!
2.ディスプレイに表示される測定結果全てが、Bluetooth転送可能
水平距離、高さなどを測った際、画面には、傾斜角や斜距離などの付随情報が表示されます。例えば、アプリ 「DISTO sketch」をご使用の際、上記の結果を転送するには、一度メモリーを呼び出す必要がありましたが、その手間がなくなります。
転送前にDISTO本体の矢印ボタンで、転送したい値を選び、転送ボタンを押すだけです。
ページ最下部の動画をご覧いただくと、分かりやすいです。
3.Bluetooth 接続性の向上
従来より、スマートフォンやタブレットとのBluetooth接続がしやすくなりました。
アップデート内容を紹介した動画がございますので、ご覧ください。
S910のみ
1.WLAN接続性の向上
従来より、Windows PC/タブレットとのWLAN接続がしやすくなりました。
2.dxf測定モードのデータ保存の際、確認画面を表示
誤って途中で保存してしまった…!ということをなくすために、保存前に確認画面が出るようになりました。
3.dxf測定モードの第一測点の高さはゼロ
最初の測定点のXYZ座標は( 0, 0, 0 ) になります。
4.ムーブアラート(移動警告)がオフの場合、P2P機能のレベリング中にオフ設定を画面表示
P2P機能のレべリングとは別に、本体移動時に警告を発する機能”ムーブアラート” があります。P2P機能を使う際は、これをONにしていただきたいので、OFFになっている場合は、警告画面が表示されるようになりました。
アップデート方法
アップデートにかかる時間は、約20分。3ステップで完了です。
- アップデート用ソフトウェアをPCにインストール
- DISTOをアップデート・モードに設定
- アップデート
ソフトウェアは、HPの製品ページ、または、保証延長の際に製品登録いただきましたWebサイト 『myWorld』から、ダウンロードいただけます。
手順を動画で解説しておりますので、下記をご参考になさってください。
レーザー距離計 DISTO D810 touch (V3561)
・HPから行う方法
・myWorldから行う方法
レーザー距離計 DISTO S910 (V3557 以上)
・HPから行う方法
・myWorldから行う方法
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。