三次元レーザー測定器 Leica 3D Distoを使って、立面図を出力する方法をご紹介します。
測定した立体構造を、立面図として出力する
例えば、下記のように凹凸がある測定物を測るとき。これは、斜め上から見ていますが、
正面から見ると、このようになります。この図の出力方法について、ご案内します。
Leica 3D Distoで測定する
まずは、測定したい点を順に測っていきます。すると、測った点に加えて、最後に測定した点と、最初の点を結ぶ、青色の点線が表示されます。このまま測定を続けます。
そして、この図で言う最後の点「8」を測定後、画面右下の「↓」を押し、点線とチェックマークが描かれたボタンを押します。
すると、青色の点線が黒の実線となり、1つのつながった図になります。この状態で保存し、出力します。
立面図として出力する
DXFデータは、下記3種類自動生成されますが、そのうちの「縮尺図 DXF」をご覧ください。ファイル名の最後に、2D / 3D が付いていないファイルです。
- 2D DXF
- 3D DXF
- 縮尺図 DXF
今回は、2つの図が1:10の尺度で表示されています。(図に応じて尺度は変わります。)
上が正面から見た図、下が真上から見た図です。今回は立面図を使いたいので、上の図になります。用途に応じて、加工してお使いください。
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