S910

レーザー距離計 Leica DISTO S910で平面図や立面図を作成する

レーザー距離計 Leica DISTO S910は、一箇所から任意の2点間を測定したり、3次元の位置関係をDXFデータで出力することもできますが、アプリ「DISTO Plan」を使って、平面図や立面図を作成することもできます。

スマホやタブレットなどの端末とS910をWiFi接続し、測定しながら図面を作ることができます。作成した図はCAD形式で出力することも可能です。

S910 × DISTO Plan で出来ること

アプリ「DISTO Plan」を使うと良い点は、

3次元のDXFデータではなく、2次元の平面図、立面図として、出力できる

ことです。3次元CADを使っていない方は、2D図面の方が使いやすいかもしれません。

このページでは、

  • S910でアプリ「DISTO Plan」を使うための準備
  • アプリで作成したデータを出力したときの見え方

について、ご紹介します。

準備

S910 は測定前にレベリングを行いますので、アダプター FTA 360s に取り付けるか、付属のベースを取り付けてください。

アプリ「DISTO Plan」のインストール

アプリは、下記の端末でご使用いただけます。インストール前に、ご確認ください。

iOS : バージョン 10 以上

Android : バージョン 6 以上

必要な機能を購入する

メジャープラン機能、メジャーファサード機能、CADデータ出力は、
いずれも有償機能です。初回30日間は無償でお使いいただけますので、ぜひお試しください。

有償機能の価格については、下記ページ「アプリの価格」でご案内しておりますので、ご購入前にご確認ください。

アプリとの接続方法

では、順を追って、使い方をご紹介します。まずは、S910と端末をWLAN接続します。

S910 を「WLAN接続」モードにしておく

S910は電源をONにしておき、WLAN接続になっているか確認します。
「Bluetooth/WLAN接続」でWLAN接続、詳細設定でホットスポットを選択して下さい。

端末でのWLAN設定

端末で、アプリ「DISTO Plan」の「マイデバイス」の下部にある
「S910 の WiFi接続」をタップします。

端末のWiFi設定ページに移動します。接続するDISTO S910のシリアル番号が表示されたWiFiネットワークと接続します。DISTOが検知されない場合は、一度「Wi-Fi」ボタンをOFFにし、再度ONにしてみてください。

S910の画面左上のWLANマークが青く表示されていれば、接続完了です。

アプリにDISTOを認識させる

アプリの「マイデバイス」画面で、接続するDISTOが「+」で表示されますので「追加」(Add)します。

S910のアイコンが出たら接続完了です!「保証延長」のガイドが出たら、スキップするか、OKを押して保証延長登録に進みます(後からでも登録可能です)。

WLAN接続ができない場合

以下をご確認下さい。

  • S910がWLAN接続モードになっているか
  • S910の電池残量が「1」になっていないか
  • 端末が、他の機器とWLAN接続していないか

上記をご確認いただいた上で、以下の方法をお試しください。

  • 端末のWLANを一旦OFFにし、再度ONにする
  • アプリにWLAN接続登録されているDISTOを一旦全て削除する

平面図を作る(メジャープラン機能)

  • 平面図を作成したい
  • 広い敷地、不規則な形をした部屋の床面を測りたい

こんなときは「メジャープラン」機能を選択します。

面だけでなく、点や線での測定や作図も可能です。
高さを考慮しないため、地面や床面の一部が隠れている場合でも、壁や天井など高さのある周囲をレーザー測定することで、平面図を作成することができます。

https://www.disto.tv/archives/6629

立面図を作成する(メジャーファサード機能)

  • 立面図を作成したい
  • 建物の壁面や、高所にある看板などを測りたい

物があってレーザーが当てられない角があっても、周囲の測定結果から位置関係を計算して、角を作ることができます。

https://www.disto.tv/archives/6755

アプリで作成したデータの出力

S910とアプリ「DISTO Plan」を使って測定し、作成した平面図や立面図を出力できます。ここでは、床の平面図を出力してみます。

アプリ画面右上の「エクスポート」を押し、「DXF」または「DWG (AutoCAD 専用形式)」を選びます。

今回は、床の平面図が欲しいので、「DXF 2D」を選びます。

端末のファイル保存場所に入りますので、メールなどで送ることができます。 iOSの場合は、デフォルトの「ファイル」アプリに入ります。

ファイルを開くと、下記のように表示されます。
点線で表示されているのは、実測ではなく、アプリ上で線を描いた場所です。
縮尺から長さを自動計算し、表示しています。

各辺の数値も、入っています。P13, P14 というのは、測定した点の番号です。

これは平面図の例ですが、立面図も同様です。DXF / DWGのサンプルデータをご入用の方は、お問合せ欄よりご連絡ください。

マニュアルもご覧頂けます。
画像をクリックするとPDFファイル(ダウンロード可)が開きます。

製品のご購入について

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。

また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。

レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。