レーザー距離計をもって現地調査に向かうとき、
こんな経験はありませんか?
- 手書きで図を書き、測定値を書き込んでいるので、手間がかかる。
- 測定値の転記ミスや、字が読めないことがあり、再度測定することがある。
- 手書きスケッチなので、図の縮尺と測定結果が合っていない。
これらの手間を解消できるのが、
アプリ「DISTO Plan」の スケッチ・プラン機能です。
目次
スケッチ プラン機能、何ができるの?
現地調査にメモ・記録はつきもの。現場で手書きでメモして、測定し、結果を書き込む作業は、とても手間がかかります。
その上、字が読みづらかったり、図のスケールと数字の整合がとれていないと、再度現場に行ったり、測定しなおしたり・・。
「スケッチ プラン」機能を使うことで、レーザー測定しながら図を作成できるだけでなく、その図を「写真」や「CAD図面形式」として出力することができます。
スケッチプラン機能の使い方は、4つのステップからなります。
- アプリに、図を描く
- DISTOで測定
- 高さ、ドアや窓を入れる(オプション)
- 図を出力する
では、順を追って手順を解説していきます。
図を作る!4つのステップ
準備
アプリ「DISTO Plan」をお使いになるには、初回のみ、
端末(スマートフォンまたはタブレット)とレーザー距離計DISTOをペアリングする必要があります。
下記ページに詳しくまとめておりますので、ぜひご一読ください。
ステップ1:アプリに、図を描く
「スケッチ プラン」アイコンを選びます。
右下の「線」または「面積」を選び、図の形状を描いていきます。
ステップ2:DISTOで測定
DISTOで測定を始めます。測定値は、リアルタイムで画面下に入ってきます。
図に値を入れる方法は、下記の2通りありますので、お好みに応じてお使いください。
アプリ上で線を選択してから、
アプリのDISTボタンで測定指令を出す/DISTOで測定すると、
測定値が自動転送され、図に反映されます。
DISTOで測定し、アプリに自動転送された値をドラッグして、
該当する線に乗せると、図に反映されます。
ステップ3:高さ、ドアや窓を入れる
【高さ】
立体図を作成したい場合、画面下部「3D」タブを選択して、天井の高さを入れることができます。
DISTOで測定するか、数値を手入力することができます。
この「3D」タブの図は、指で動かして全方向から確認することができます。
【ドアや窓を追加】
開口部にドアや窓がある場合、図に加えることができます。
画面上部の「修正」アイコンから、ドアの向きや色だけでなく、高さや幅もDISTOで測定するか、数値を手入力することができます。
※ 「スケッチ」タブに戻って編集することもできます。
ステップ4:図を出力する
図が完成したら、画面上部の「エクスポート」を選択し、ご希望の形式を選びます。
すると、データを保存するか、閲覧するかなどの、ポップアップが出てきますので、ご希望の方法で出力してください。
アプリの使い方資料
こちらのリンクの下部にある「チュートリアル」から、「2. SKETCH PLAN」の「日本語」を選択いただき、ご覧ください。
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。