ライカのレーザー距離計最新モデル「Leica DISTO X4 / X3」向けに
開発された専用アダプター「DST 360」。
これを使うことで、大きな誤差の問題があるピタゴラス機能に頼らずに、
離れた場所から幅(2点間の距離)を測ることができるようになりました。
- 高所など離れた場所にある壁の寸法を概算で知りたい
- 看板のタテ・ヨコの寸法を概算で求めたい
このような「幅の測定」に関するお問合せを非常に多く頂きます。
そこで今回は、電光看板の寸法(たて・よこ)測定について、
4通りの方法をご紹介します。
専用アプリの活用方法もありますので、ご参考になさってください。
目次
レーザー距離計 Leica DISTO X4 / X3 の違い
レーザー距離計 Leica DISTO X4とX3の違いは、
デジタルファインダーの有無です。
屋外で測定する場合や、レーザー照射位置を画面で確認したい場合は、
Leica DISTO X4 をお使い下さい。
レーザーポイントが目視できる室内であれば、Leica DISTO X3をお使いください。
方法1:Leica DISTO X4で、看板の3点を測る
Leica DISTOの「2点間距離測定」機能により、
看板の3点を測定することで、幅(横)と高さ(縦)を求める方法です。
- レーザー距離計 DISTO X4
- アダプター DST 360
- 三脚 TRI 120
下記動画で測定の手順をご紹介していますので、ご覧ください。
方法2:Leica DISTO X4で、対角2点を測る
(看板が垂直の場合)
看板が垂直にある場合は、DISTOの「2点間距離測定(レベリングあり)」機能が
便利です。レベリング(水平調整)により、看板の対角2点の測定することで、
たて・よこの長さを測定することができます。
- レーザー距離計 DISTO X4
- アダプター DST 360
- 三脚 TRI 120
下記動画で手順をご紹介していますのでご覧ください。
方法3:Leica DISTO X4とアプリで、写真にメモする
看板の寸法を測定し、その値を写真に入れたいとき。
アプリ「DISTO Plan」を使って、看板の寸法を測定し、その場で撮影した写真にメモする方法があります。
「スケッチオンフォト」という機能を用いて、
写真に測定値を入れることが出来ます。
作成したメモは、JPGやPDFファイルとして出力することもできます。
- レーザー距離計 DISTO X4
- アダプター DST 360
- 三脚 TRI 120
- アプリ「DISTO Plan」をダウンロードした端末
下記の動画で手順をご紹介しておりますのでご覧ください。
アプリ「DISTO Plan」の機能については、こちらのページで詳しくご紹介しておりますので合わせてご覧ください。
方法4:Leica DISTO X4とアプリで、測定しながら図を作成
看板の寸法を測定して、かつ図を作成したい。
アプリ「DISTO Plan」の「メジャーファサード(※)」
という機能を用いて、測定しながら看板の立面図を作ることができます。
測定が終わるときには図も完成し、面積や周長も自動で計算されます。作成したメモは、JPGやPDFファイルとして出力することもできます。
※ メジャーファサード機能は有料機能です。
- レーザー距離計 DISTO X4
- アダプター DST 360
- 三脚 TRI 120
- アプリ「DISTO Plan」をダウンロードした端末
下記の動画で手順をご紹介しておりますのでご覧ください。
アプリのダウンロード・マニュアル
アプリ「DISTO Plan」(Android版/iOS版)は、
こちらからダウンロードできます。(アイコンをクリック)
アプリのマニュアルもご参照ください。画像をクリックすると
PDF(ダウンロード可)が開きます。
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。