DISTO Plan

手書き図は書かない!アプリが自動作成!レーザー距離計を使った測定仕事の効率化

新登場のレーザー距離計専用アプリ「DISTO Plan」の中で、
画期的な機能のひとつが「スマートルーム」機能です。

部屋の形をスケッチして、数値を入れる・・
という作業は アプリにお任せ。

レーザー距離計とスマホ端末をBluetoothで接続した後は、
測定していくだけ。

実際に、この機能を使われた方は、

測定者さん
測定者さん
たったこれだけの作業で、部屋の図面も面積も出せるんですね!

という反応で、ほとんどの方が驚かれます。
特に、いままで旧アプリ「DISTO Sketch」を使ってきた方なら、
すぐに、その違いをお分かりになると思います。

では、このスマートルーム機能とはどんな機能なのか、ご紹介します。

スマートルーム機能とは?

「スマートルーム」機能は、アプリとレーザー距離計をBluetooth接続した上で、
壁を時計回りに測っていくだけで、部屋の形状を自動で描きます。

これは、新製品の「Leica DISTO X3 / X4」に初めて搭載された
IMU慣性計測装置内蔵」により、レーザー距離計本体の向きが分かることで、
可能になった機能です。

部屋が広かったり、形が複雑だったり、そもそも把握できていない状態でも、
スマートルーム機能でやることはただ1つ。「壁を順番に測っていく」だけ。
それでいて、ランニングコストは月額400円です(後述)。

スマートルーム機能で、何ができるの?

レーザー距離計をお使いになる際、以下のようなケースはありませんか?

  • 測定から図面作成までの時間を短縮したい。
  • 床面積や壁ごとの面積、部屋全体の周長、容積も知りたい。
  • 現地調査で図面(平面図、立体図)を作りたい。

窓や柱で凹凸があったりする中、間取りを巻尺やコンベックスで何十か所も測り、
スケッチしていくのは、時間も手間もかかります。

スマートルーム機能の特徴を一言で現すと、

測定終了後に、自動で図ができている!

ということになります。
やることは、部屋の壁を順番に測っていくことだけ。
全ての測定が終わった時点で、自動的に図面ができています。

さらに、以下のこともできます。

  • 図には開口部も反映し、ドアや窓を追加
  • 天井などの高さ情報を入れて、立体的な図の作成
  • 画像データ(JPG/PDF)やCADデータとして出力

下記の動画をご覧いただくと、スマートルームを使った測定の
具体的な流れをイメージしていただけることと思います。

準備

スマートルーム機能がお使いいただく前に、下記をご準備ください。

スマートルーム機能の対応機種

DISTO X3 または X4

  1. iOS または Android 端末 ※
  2. アプリのダウンロード
  3. スマートルーム機能の購入(初回30日間は無償)
  4. Bluetooth接続(ペアリング)

※ 端末は、バージョンをご確認ください。

  • iOS : バージョン 10 以上
  • Android : バージョン 6 以上

アプリ「DISTO Plan」のダウンロード

お手持ちの端末に、アプリ「DISTO Plan」をインストールしてください。

iOS : バージョン 10, 11

 

Android : バージョン 6, 7, 8

 

 

「スマートルーム」機能の購入

スマートルーム機能は、4種類の有償機能の中の「Smart Room」を
ご購入いただくことで使用できます。
CADの出力をされる場合は、「CAD Export」が必要です。

「Smart Room」機能のみ単品でご購入いただくこともできますが、
他の機能も使いたい、という方にお勧めのプランをご紹介します。

1.新登場!有償機能がすべて使える「無制限」プラン

アプリ『Leica DISTO Plan』V2.0へのアップデートに伴い、
有償機能の一括購入ができる「無制限」というオプションが誕生しました。

無償機能はもちろん、全ての有償機能が、無制限でお使いいただけます。ぜひお試しください。

2.スターターパッケージ

「スターターパッケージ(Starter Package)」は、スマートルーム機能に加え、
CAD Exportを除くすべての機能が使えるようになっており、
それぞれを単品でご購入されるよりもお得な価格となっております。

初回30日間は無償でお使いいただけます。

有償機能の価格表

各機能の価格については、こちらをご覧ください。

機能名価格
Starter Package
(スターター・パッケージ)
月額950円
Smart Room
(スマート・ルーム)
月額400円
PDF /  JPG
エクスポート
無料
PDF Pro
エクスポート
月額100円
CAD
エクスポート
月額1,280円
New! 無制限3,200円

※金額:2019年7月22日現在

Bluetooth接続(ペアリング)

アプリ「DISTO Plan」は、端末とレーザー距離計をBluetooth接続して使います。
初回のみ、ペアリングが必要です。下記に詳しくまとめておりますので、ご一読ください。

レーザー距離計用アプリ「DISTO Plan」を使う ーペアリング・接続ーアプリ「Leica DISTO Plan」は、 レーザー距離計 Leica DISTOによる測定作業を変える、画期的なアプリです。 ...

 

スマートルーム機能を使う

では、スマートルーム機能の使い方について解説します。今回は、Leica DISTO X3を使って、エントランスの間取りを測定してみます。

DISTOで測定する

端末でアプリ「DISTO Plan」を起動し、スマートルームを選択します。オンボードガイドが表示されたら「次」を押すか、非表示にします。

 

 

 

 

 

 

DISTO本体の背を壁にぴったりと沿わせ、壁の長さを測っていきます。

 

部屋の形状が長方形または正方形の場合、必要な測定回数は2回で済みます。
長辺、短辺それぞれ1箇所(正方形の場合は隣り合う2辺)を測定してください。
(2018.8.14 追記)

 

 

 

 

全ての場所を測定したら、「終了」ボタンをタップします。
※測定件数は20件までとなります。iOS版は、次回の更新以降です。

 

図面を表示する

測定した値をもとに、図が自動作成されています。

 

高さの情報を入れて立体図にするには、天井までの高さ情報が必要となります。
画面下の「3D」タブをタップして画面のガイダンスに従い、
天井までの高さを測定/入力してください。

開口部にドアや窓を追加する

壁面にドアや窓などの開口部がある場合、ドアや窓、開口部として、サイズ・位置の情報を追加することができます。

画面上で、開口部を追加したい壁面をタップし(線が赤くなります)右下の「開口部」アイコンをタップします。図面に赤字のドアが表示されたら、タップして選択します。

 

ドアを追加します。開口部の種類(壁面開口部・窓・ドア)や、外向き/内向きを選ぶことができるほか、ドアのサイズを測定/手入力できます。

ドアのサイズ(幅/高さ)や、壁面からの位置をDISTOで測定した場合、測定結果はアプリに自動転送されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓を入れる場合は、窓の向き(外向き/内向き)を選択し、幅、高さに加えて、床からの高さも測定/手入力します。「完了」をタップすると、スケッチ画面に戻ります。

平面図にドアと窓が反映されました。
  • 修正するとき:対象部分をタップして「修正」(レンチ型アイコン)を選択
  • 削除するとき:対象部分をタップして「削除」(ゴミ箱型アイコン)を選択

3Dビューで確認すると、対象の壁面にドアと窓が反映されています。修正するときは、「スケッチ」に戻り、編集できます。

図やデータとして出力する

作成した図を出力したい場合は、画面上の「エクスポート」を押し、
プルダウンから出力形式を選択します。

「PDF Pro」「DXF 2D / 3D」「DWG 2D / 3D」形式での出力は、有償です。
30日間は無償ですので、ぜひお試しください。

 

 

PDFやDXFデータは、保存時に画面下部にファイルの保存先が表示されます。
iOSの場合は、デフォルトの「ファイル」アプリに保存されます。端末により異なりますのでご確認ください。

 

「PDF Pro」で出力すると、下図のようなレポートが作成されます。測定日時や測定場所の位置情報のほか、平面図、各測定値の情報がすべて記載されます。「PDF Basic」の場合は、平面図のみが出力されます。

(※)レポートが日本語でも表記できるようになりました(2018年10月現在)。

「PDF Pro」で出力した実際のPDFファイルをご覧になりたい方は、
こちらから開くことができます(ダウンロード可)。

 

下図は別の場所で測定したデータになりますが、CADソフトで「DXF 3D」ファイルを開くと、このように測定結果が3次元で表示されます。

 

測定値の違いについて

スマートルーム機能で測定すると、DISTO本体に表示された測定値と、アプリに転送された値にわずかな違いが出ることがあります。

 

これは不具合ではなく、スマートルーム機能で表示された値が、DISTOの測定した斜距離と角度から計算された水平距離であるためです。

  1. DISTO本体に表示された値: 対象物までの直線距離(斜距離)
  2. アプリに表示された値: 1の値と角度から計算された水平距離

これは、DISTO Xシリーズに”IMU” という慣性計測装置を内蔵しているために実現できる機能です。

たとえば、DISTOにより測定された距離が9.603m、その時の傾斜角が1°だったとき、スマートルーム機能で表示される水平距離は、9.600mとなります。

 

「スケッチ プラン」機能との違いは?

アプリ「DISTO Plan」に搭載されている「スケッチプラン」機能は、
図を作成する点で「スマートルーム」機能と似ていますが、
大きく異なる点があります。

作図方法

“スケッチプラン” では、画面上に指で書いて図を作成します。
測定した値は、描いた図の線上に載せることで、長さが入った図が完成します。

一方で、”スマートルーム” は、測定完了後に図ができているため、
「図を書いて、測定値を線上に移動する」という作業が省かれます。

ここが大きな違いです。

測定値の違い

スケッチプランでは、「DISTOで測った値」がそのままアプリに転送されます。一方、スマートルーム機能で転送される値は、角度を考慮した「水平距離」となります。

スケッチプランは、無償でお使いいただけるメモ機能です。
部屋の形状が複雑でない場合や、新製品 Leica DISTO X3 / X4 以外のBluetooth搭載モデルをお持ちの方は、スケッチプラン機能をお試し下さい。

アプリのダウンロード・マニュアル

アプリ「DISTO Plan」(Android版/iOS版)は、こちらからダウンロードできます。(アイコンをクリック) 機能についての詳しい解説は、こちらのマニュアルをご覧ください。画像をクリックするとPDF(ダウンロード可)が開きます。

 

製品のご購入について

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。

また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。

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