墨出し

壁から等間隔で位置だしする(ステイクアウト機能)

stakeout_ステイクアウト

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズには、ステイクアウトという機能がついています。床や壁から一定間隔で印を付けたいとき。意外と知られていないこの機能について、使い方を解説していきます。

ステイクアウト機能とは?

ステイクアウト機能は、ある基準から一定間隔で離れた位置を示す機能です。英語での”Stake-out”とは「位置だし」の意味をもつ建築用語です。レーザー墨出し器をお持ちでなくても、「点」で位置だしをしたいときに便利な機能です。

  • 床や壁に一定の間隔で、墨出し(位置だし)をしたい。
  • レーザー墨出し器を持っていないが、ピンポイントで位置だしをしたい場所がある。
  • 設計どおりに施工できているか確認したい。

こんな時に、Leica DISTOを使った「ステイクアウト機能」が役立ちます。

対応機種

Leica DISTO D1/D110 以外の全ての機種で、お使いいただけます。

DISTO X4を使ったステイクアウト機能

新製品「Leica DISTO Xシリーズ」は、これまでのモデルよりもステイクアウト機能がより使いやすくなり、画面表示も見やすくなりました。

ここでは「Leica DISTO X4」を用いて、壁から一定の間隔で位置だしをしてみます。

位置だし間隔の設定

「FUNC」画面より、ステイクアウト機能を起動します。「=」ボタンを押して選択します。

a、bの数値を設定します。数字の変更は上下ボタン、「▲▼」カーソルの移動は左右(+-)ボタンで行います。

  • a:基準となる壁から最初の位置だしポイントまでの距離
  • b:位置だしの間隔(m)

数値の設定ができたら、チェックボタンを押して決定します。画面が切り替わり、レーザーが出ている状態になります。

測定

位置だしの基準となる壁に向かってDISTO X4本体を向けます。下図のような画面が表示され、現在のDISTO本体がどのような位置にいるのか、次の位置だしポイントまでどれくらいなのかを把握することができます。

  • 旗のマーク:位置だしポイント
  • 数字(マイナス):通過した位置だしポイントからのDISTO本体の距離
  • 数字(プラス):次の位置だしポイントまでの距離
  • 黒い矢印と数字(大):DISTO本体の基準からの距離

今回は直線の壁に沿って移動させるので、DISTO X4本体のサイドを壁にぴったりと付けた状態で、後ろ向きにゆっくりと移動していきます。DISTO本体と連動して、現在位置を示す数字も変化します。

位置だしポイント

位置だしポイントが近づくと、「ピッ」という音がしてファインダーの画面が切り替わります。赤い矢印の指し示す場所が、位置だしのポイントです。

ポイントから遠ざかると、先ほどとは異なる「ピッ」という音がして、画面が切り替わります。これを繰り返していきます。

レーザー墨出し器 Leica Lino を補助的に使う

直線移動ができない場所では、レーザー墨出し器 Leica Linoを使ってレーザーを照射し、その直線に沿ってDISTO本体を移動します。

動画

DISTO X4を使ったステイクアウト機能を動画でご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。