株式会社ムーヴが、3次元レーザー測定器 Leica 3D Disto を使った連続変位計測システムを開発しました。
モニタリングしたい場所を事前に登録しておくと、繰り返しその場所を測定します。
一定時間ごとの変位計測が可能です。
3D Disto モニタリングシステムとは?
例えば、下記の用途にお使いいただけます。
- 橋脚・橋梁のたわみ測定
- 構造物の内空変位計測
- のり面の変位測定
- 固定された設置物のモニタリング など…
こちらの動画をご覧ください。誰でも簡単に使うことができます。
モニタリング・システム概要
動画をご覧いただければ一目瞭然ですが、とてもシンプルなシステムです。
使い方は下記の通り。
- モニタリングしたい点をソフトウェアに登録するために、3D Distoで測定する。(最大20点まで登録可能)
- スタートボタンを押すと、設定した間隔で、自動測定開始。
あらかじめ許容範囲を設定しておけば、画面の色で安全域内かどうか、判断できます。
- 青:正常
- 緑:要チェック
- 黄:注意
- 赤:警告
測定は、登録した順に繰り返されます。動作環境の設定で、何秒間隔で測定するか、
トータルの測定時間は何時間か、などを決めておけば、あとは自動で測定します。
オプション
無線LAN対応の警告灯や掲示板を使うと、現場から離れた場所にいても、
注意が必要な場合は知らせてくれます。
WLAN対応警告灯の詳細は、こちらをご覧ください。
3次元レーザー測定器 Leica 3D Disto とは?
本システムで使用されている測定器 3D Distoは、レーザーを使って3次元測定ができる精密機器です。”3次元測定” とは、1か所から、縦・横・高さの空間情報を測定し、それぞれの位置関係を記録できるということです。
例えば、下図のように曲面があるものを測りたい場合、メジャーやレーザー距離計では、形状を正確に測定することはできません。カーブの状態を捉えることが難しいためです。
3D Distoでは、手動で大まかに測る方法と、5cm間隔、10cm間隔などと間隔を決めて自動測定する方法があります。
または、部屋を測りたい場合、下図のように赤い点で記された角を測定していくと、自動的に立体的なCADデータ(DXF形式)が完成します。
使い方のイメージは、ぜひ下記の記事をご覧ください。測定をしている動画もあります。
リノベーションの現地調査 ~レーザー測定器 3D Disto編 その1~
リノベーションの現地調査 ~レーザー測定器 3D Disto編 その2~
製品の仕様は、こちらをご覧ください。
お問い合わせ先
株式会社ムーヴ
神奈川県川崎市高津区二子5-8-1 第3井上ビル
Tel: 044-820-0530
Fax: 044-833-0833
email: sales@movecorp.co.jp
http://www.movecorp.co.jp/Products/leica_sales.html
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。