X4

レーザー距離計 Leica DISTO X4の特徴(2)

新登場のレーザー距離計 Leica DISTO X4 の特徴をたっぷり紹介するシリーズ。第2弾では、DISTO X4の機能や、堅牢なボディの特徴について解説します。

第1弾は、こちら。

レーザー距離計 Leica DISTO X4 の特徴(1)2018年5月、Leica DISTO X4が新登場しました。屋外用の最新モデルで、外での測距能力も抜群です! 世界初のレーザー距...

外観

Leica DISTO X4の寸法は、屋外モデルの中では最小です。一般的な500mlペットボトル、D510(写真左)と並べてみると、X4のコンパクトさがお分かり頂けることでしょう。片手で操作できる、かさばらない大きさ。建築現場でもストレスなく使えるよう設計されています。

機種 寸法 重量
DISTO X4 132 x 56 x 29 mm 188 g
DISTO D510 143 x 58 x 29 mm 198 g

しかし、ただコンパクトなだけのレーザー距離計ではありません!質実剛健なつくりは継承しつつ、人間工学に基づいたデザイン。それに、デジタル ファインダー付きモデルは、製品のサイズが多きくなりがちです。屋外でも比較的短い距離を主に測るユーザーは多くいます。多くの方にとって、携帯性は製品を選ぶ上で重要な項目と言えるでしょう。

X4は、コンパクトながら、IP65や2mの落下強度を持たせることに成功しました。その結果、女性でも使いやすく、長時間持っても疲れません。サイドには、掴みやすく滑りにくいラバーグリップが施されています。

下記動画では、実際に手に持って操作しています。X4のサイズ感を感じてみて下さい。

機能

離れた所から高さを測る(高さトラッキング機能)

離れたところから、高さを測りたいときに使うのが「高さトラッキング機能」です。ピッピッと2回測定するだけで、斜距離と傾斜角から、高さを瞬時に計算します。

  • ビルの屋上にある看板の高さを知りたい。
  • 建設途中で、設計どおりに正しく施工できているか確認したい

こんな時は「高さトラッキング」機能が役立ちます。

※ DISTO X4 の「高さトラッキング」機能は、2018年9月頃のファームウェア・アップデートにより使用可能となる予定です。

一定間隔で位置だしする(ステイクアウト機能)

直線上で、壁から等間隔で位置だし(墨だし)をしたいときに使う機能です。壁からの距離や、間隔の設定ができます。

DISTO X4のステイクアウト機能では、ディスプレイにDISTO本体の現在位置や、次の位置だしポイントまでの距離などがリアルタイムでグラフィック表示されるようになりました(下図左)。位置だしポイントが近づくと画面が切り替わり、位置だしのポイントを示す赤い矢印が数値とともに表示されます(下図右)。

DISTO X4を使って、壁沿いにステイクアウト機能を使っている動画です。測定中の画面の解説もあります。

直線状のものがない場所でステイクアウト機能を使うときには、レーザー墨出し器 Leica Linoを使う方法があります。こちらの動画では、レーザー墨出し器 Lino L2で床にレーザーを照射した状態で、ステイクアウト機能を使っています。

DISTO X4によるステイクアウト機能の使い方については、下記ページにて詳しくご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

stakeout_ステイクアウト
壁から等間隔で位置だしする(ステイクアウト機能)レーザー距離計 Leica DISTOシリーズには、ステイクアウトという機能がついています。床や壁から一定間隔で印を付けたいとき。意外と...

足し算引き算機能(ペインター機能)

面積を測るとき、除外したい部分を引き算したり、足したい部分を足し算できる機能です。

  • 部屋の床面積を測りたいが、柱の出っ張り部分を差し引きたいとき。
  • 部屋の全ての壁の総面積を知りたいが、窓やドアの部分ば除きたいとき。

こんなときに、ペインター機能が役立ちます。全体の面積をメモして、窓の面積をもう一度測って、最後に電卓で計算・・という煩雑な作業は、もう必要ありません。

下記動画では、DISTO D2を使って部屋の壁・床・天井の合計面積(窓の部分を除く)を測っています。

水平距離測定

DISTO本体からの水平距離を測ることができます。斜距離と傾斜角から、水平距離を自動で瞬時に計算するので、以下のような場合でも、水平距離を測ることができます。

  • 室内: 棚やモノがあって壁が隠れており、壁までの距離が測れない
  • 屋外: 塀やガラス戸があって、奥の建物までの距離が測れない

水平距離測定については、こちらの記事でも解説しております。

disto-smart-horizontal-水平距離
水平距離や高さをレーザー距離計で測るライカのレーザー距離計は、直線距離を測るだけでなく、様々な測定ニーズに答える機能があります。 『水平距離』測定機能もその1つです。...

2点間距離測定

DISTO X4の特徴的な機能の1つが、2点間(P2P)測定です。三次元座標により、離れた場所から、2点間の距離を測ることができます。

この機能を使えば、高さやや幅をレーザー照射さえ出来れば、2回の測定だけで行えます。リフォームの見積や、手の届かない場所の測定が、2mm@2m、5mm@5m、10mm@10mの精度で簡単に行えます。(P2P = Point-to-Pointという意味です。)

誤解が多い上(過度な期待の大きい)、誤差が大き過ぎるピタゴラス機能に依存する必要がなくなります。

※ X4を使った2点間距離測定は、本体を専用アダプターDST 360に取り付けることで可能になります。DST 360の微調整ネジがありますので、微妙なレーザー照射が可能です。詳細は第1弾の記事「アダプターDST360と使う」で詳しく解説しておりますのでご覧ください。

レーザー距離計 Leica DISTO X4 の特徴(1)2018年5月、Leica DISTO X4が新登場しました。屋外用の最新モデルで、外での測距能力も抜群です! 世界初のレーザー距...

よく使う機能を登録する

よく使う機能を「お気に入り」として、DISTO X4本体に登録し、すぐに起動できるよう表示します。登録できる機能は2つまで。設定画面の星形アイコンを押して、登録したい機能を選択します。電源をOFFにしても、登録は残ります。

機能について知りたいとき

これは何の機能?そんなときは、画面右下の「?」アイコンを選択します。知りたい機能を赤枠で選択し、「DIST」ボタン右側の四角マークのボタンを押してください。何をする機能なのか、わかりやすいイラストで表示されます。

そのまま機能を使うときは、「DIST」ボタンを押します。FUNC画面に戻るときは「C/OFF」を押します。

ファームウェア・アップデート

DISTO X4は、世の中で購入出来るレーザー距離計の中で、S910とD810 touchのみが可能だったファームウェア更新が行えるモデルです。(不定期でDISTO本体のファームウェア・アップデートがありますので、リリース時には本サポートサイトでご案内予定です。)

レーザー距離計のミドルレンジ・モデルに採用されるのは世界初であり、レーザー距離計が新たなレベルに進んだと言っても過言ではありません。(これを実現するには、複雑なソフトウェアが必要ですし、それを守る強靭なハウジングも必要です。)

アップデートは、アプリ「DISTO Plan」を使って行います。

お手持ちのスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロード(インターネット接続が必要です)し、DISTOとBluetoothで接続(ペアリング)した状態でアップデートを行ってください。

※ DISTO Xシリーズの「自動回転機能」が、ファームウェア・アップデートにより使用可能となりました。下図左のように自動回転機能のアイコンがグレーアウトしている場合は、ファームウェア・アップデートをお試し下さい。

詳しいアップデート手順は、下記をご覧ください。

ファームウェア・アップデート : Leica DISTO X4 & X3新製品のレーザー距離計 Leica DISTO X4 および X3は、不定期で本体のファームウェア・アップデートが公開されます。 ...

アプリのダウンロード

アプリ「DISTO Plan」(Android版/iOS版)はこちらよりダウンロードできます。(アイコンをクリック)

※ 一部機能は、有料となっております。

※ アプリをご利用いただけるバージョンは以下の通りです。アプリをダウンロードする端末(タブレット/スマートフォン)のバージョンを必ずご確認ください。

  • Android:バージョン 6 以上
  • iOS:バージョン 10 以上

マニュアルのご案内

Leica DISTO X4のその他の機能につきましては、マニュアルをご覧ください。X4のマニュアル(PDF版)はこちらから閲覧・ダウンロードできます。(画像をクリックすると、PDFファイルが開きます)

Windowsと使う

DISTO X4で測定した値を、Windows端末に転送したり、DISTOに測定指令を出すことができます。用途や使用環境によって、専用ソフトウェアを使うこともできます。

DISTO transfer(専用ソフトウェア)

DISTO transferは、DISTOで測定した値を転送するWindows専用ソフトウェアです。たとえば、以下のような測定や転送をすることができます。

  • 測定した値をExcelやテキストに転送したい
  • 一定時間間隔で自動測定をして、その値をWindowsに転送したい
  • Windowsから測定指令を出したい

あらかじめWindowsに「DISTO transfer」をインストールし、DISTO本体とBluetooth接続(ペアリング)した状態でご利用ください。「DISTO transfer」はこちらよりダウンロード(無料)できます。

下記動画にて、DISTO transferによるデータの転送、Windowsからの測定指令の方法などを解説しております。

専用ソフト「DISTO transfer」を使う(1)ペアリング(接続)最新版ソフトウェア「DISTO transfer 6.0」がリリースされました。 最新情報はこちらのページで随時更新しておりま...

キーパッドモード

専用ソフトウェア「DISTO transfer」を使用せずに、タブレットやスマホ、Windowsに測定値を転送する方法があります。通称”キーパッドモード”。たとえば以下のような時、キーパッドモードが役立ちます。

  • 自社開発のソフトウェアへ値を転送したい
  • 専用ソフトウェアを使わずに、値を転送したい

こちらの記事で、キーパッドモードの使い方をご紹介しています。

ソフトを使わずに、Windowsへ測定値を送る!(キーパッドモード)レーザー距離計 Leica DISTO X3 / X4 / D810 touch / S910 の4機種は、専用ソフトウェア「DISTO...

同梱されているもの

Leica DISTO X4本体をご購入いただくと、同じ箱に収納用のホルスターケースや保証書などが同梱されています。本体以外に同梱されているものを動画でご紹介します。

ご購入

Leica DISTO X4、ならびに専用アダプター DST 360は、機械工具・計測機器関係の商社等でお取扱いがございます。「公式 Leica DISTO Yahoo!店」からもご購入いただけます。