DISTOを比べる

ライカのレーザー距離計、どれがおすすめ?全機種を詳しく解説!

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ライカのレーザー距離計DISTOシリーズは、現在9機種あります。
おおまかに、3分類に分けられます。

  • 室内用
  • 屋外用
  • 2点間距離測定用(概算・高精度)

機種選びでまず大切なのが、屋外で使うのか、室内のみなのかという点です。
そのうえで、使い方や仕様から機種を絞り込んでいくのが、最短です。

この記事では、上記区分けに沿って、ライカの各モデルの特長と、
こんな方におすすめです!という情報をご案内していきたいと思います。

ライカ製だけではなく、他メーカーも含めた
レーザー距離計の選び方を知りたい方は、下記記事をご覧ください。

室内用:ライカレーザー距離計

Leica DISTO D1

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「スマホと使う、ワンボタンのレーザー距離計」というコンセプトの
DISTOシリーズ中、最もシンプルな製品です。

測定ボタンと、電源オフ用のクリアボタンのみで、
室内で、直線距離だけをサクッと測りたい人向けのモデルです。

価格も12,870円(税別)と、DISTOシリーズの中では一番お求めやすいので、
ライカブランドのレーザー距離計を使ってみたい!
という方にもおすすめです。

主な仕様
  • 測定範囲: 0.2~40m
  • 測定精度: ±2.0mm / 5m
  • 機能: 直線距離、連続測定

Leica DISTO D110

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「スリムなレーザー距離計」という名がぴったりの、
レーザー距離計 Leica DISTO D110。

直線距離と平米計算、という2つの機能だけを搭載した、
シンプルなモデルです。

とにかく小型なのがいい!距離と面積が測れればいい!
という方におすすめのモデルです。

DISTOくん

内装業の方に人気のモデルだよ。

主な仕様
  • 測定範囲: 0.2~60m
  • 測定精度: ±1.5mm / 5m
  • 機能: 直線距離、連続測定、平米計算

Leica DISTO D2

ライカ レーザー距離計 DISTO D2_24

「室内用レーザー距離計のスタンダード」といえるのが、Leica DISTO D2。

レーザー距離計を仕事でバンバン使いたい方に、おすすめするのが本製品。
理由は下記の3つです。

  • エンドピースを駆使してきっちり測定する
  • 足し算・引き算機能で、凹凸のある部屋や正確な壁面積を計算できる
  • 見やすい画面の大きさと、置いた時の安定感
ライカ レーザー距離計 DISTO D2エンドピース

エンドピースとは、写真のように角からきっちり測りたいときに、ひっかけて使うツールです。

普段は、本体の裏側に折りたたまれているため、開いて使います。

エンドピースは、伸ばして使うこともできるため、カーテンレールや溝の下からの長さも、測定することができます。

また、部屋の床や壁の、正確な面積を求めるために使い勝手がいいのが、
「足し算・引き算機能」。

同じ高さの壁なら、高さを1回測るだけでいいので、作業短縮になりますし、
凹凸のある部屋の面積なら、全体から柱部分を引くことで、
正確な面積を簡単に求めることができます。

測定者さん

足し算・引き算がある機種がいいので、ライカのレーザー距離計を使ってます。

測定者さん

足し算・引き算がないと、もう仕事になんないっす。

というお声もいただくほど、測定作業に役立つ機能です。
ぜひ、お試しください!

主な仕様
  • 測定範囲: 0.05~100m
  • 測定精度: ±1.5mm / 5m
  • 機能: 直線距離、連続測定、平米計算、足し算・引き算、メモリー、エンドピース等

Leica DISTO X3

「水・ホコリ・衝撃に強い、丈夫なハイテクレーザー距離計」であるLeica DISTO X3。

2018年5月に発売開始した、レーザー距離計の最新機種です。

最新テクノロジーを駆使した画期的な機能は、
アプリと一緒に使う「スマートルーム」機能。

図を書かなくても、測定後に図が出来ている!

という驚きの機能です。簡単な動画がありますので、ぜひご覧ください。

これは、レーザー距離計の向きを検知する
「IMU慣性計測装置」を搭載したことで実現しました。

実際に使った方からは、

測定者さん

えっ、すごっ!!!

という感想を必ずいただきます。
下記に詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

Leica DISTO X3は、販売終了した「Leica DISTO X310」の
後継機種として、生まれ変わったモデルでもあります。

ホコリの多い場所や、水への耐性がある耐久性、
2mの落下テストをクリアした、衝撃への強さという堅牢性。

これらを兼ね備えたレーザー距離計として、
独自の市場を築き上げてきたシリーズの最新機種です。

また、室内用レーザー距離計の中では唯一、傾斜センサーを搭載。
これによって、水平距離を一瞬で測定することができます。

さらに詳しい解説は、こちらをご覧ください。

DISTOくん

アダプターを付けたら、幅とか奥行きも測れるようになるから、後半の「2点間距離」の内容も見てみてね!

主な仕様
  • 測定範囲:0.05~150m
  • 測定精度:±1.0mm/10m
  • 機能:直線距離、連続測定、平米計算、足し算・引き算、メモリー、エンドピース等
  • 機能(アダプターDST 360使用):2点間距離測定

屋外用:ライカレーザー距離計

屋外でレーザー距離計を使う方は、デジタルファインダー搭載モデルが必須です。
ライカのラインナップでは、4機種あります。

最上位機種のLeica DISTO S910は次項にゆずり、
ここでは3機種の特長を解説いたします。

Leica DISTO X4

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2018年5月に発売した本製品は、屋外用レーザー距離計の最新機種として、
順調に売り上げを伸ばしています。

Leica DISTO X4は、一言でいうと、
「屋外用のハイテクで、丈夫なレーザー距離計」です!

屋外で直線距離と高さを測りたい方に、おすすめします。

Leica DISTO X4のファインダーで画期的なのは、

レーザーの位置を示す十字の位置が、
実際のレーザー位置に合わせて、追尾するようになった点です。

D510とD810 touchは、15m未満の近距離測定時、
レーザー出力部とファインダーのレンズ位置がずれているため、
視差が発生します。

これがなくなったことにより、屋外の近距離測定時でも、
さらに正確な測定が可能になります。

Leica DISTO X4のハイテクっぷりは、随所にあります。

専用アダプターを付けて、3次元レーザー測定器に早変わりしたり、
スマホを使ったファームウェア・アップデート、
レーザー距離計本体の向きを検知する「IMU慣性計測装置」などなど、

ここでは書ききれないほど魅力的な機能がたくさんあるため、
こちらの記事をご覧ください!

DISTOくん

アダプターを付けたら、幅とか奥行きも測れるようになるから、後半の「2点間距離」の内容も見てみてね!

主な仕様
  • 測定範囲: 0.05~150m
  • 測定精度: ±1.0mm / 10m
  • 特長:耐噴流、耐じんあい仕様(IP65)、耐衝撃性

Leica DISTO D510

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上記のLeica DISTO X4 発売開始にあたり、
屋外用レーザー距離計のスタンダードという位置を譲ることになった
Leica DISTO D510。

どういう人に向いているのか?というと、

・高低差測定機能を使いたい方
・屋外で200m測定したい方
・少しでも、画面サイズが大きいほうがいい!という方
・デザインが好みという方

高低差測定とは、基準を決めて、そこからの高さを算出する機能です。
Leica DISTO X4には、ありません。

また、Leica DISTO X4の最大測定距離は150m、D510は200mのため、
200m測定したい方には、D510が必要です。

レーザー距離計単品では、いずれも60~100m前後しか、
屋外では測定できない
ため、A4ターゲットプレートも一緒にお使いください。

主な仕様
  • 測定範囲: 0.05~200m
  • 測定精度: ±1.0mm / 10m
  • 特長:耐噴流、耐じんあい仕様(IP65)

Leica DISTO D810 touch

Leica DISTO D810 touchの最大の特長は、写真を使った測定ができることです。

内臓カメラで撮影した写真のピクセルと、
対象物までの距離から、長さが計算できます。

横幅、看板のような四角形、円柱の直径が、
この「写真を使った測定機能」で簡単に算出できます。

幅や四角形の面積を簡単に求めたい方、
画面が大きく見やすい機種がいい方、におすすめです。

この「写真を使った機能」を飛躍的に向上させた製品が、
2019年1月に発売開始した「Leica BLK3D」です。

一番の特長は、この写真を使った測定ですが、
その他にも、ディスプレイサイズやスクリーンショット、充電仕様など、

Leica DISTO X4 や D510にはない、魅力があります。
D510との比較記事を書きましたので、ご参考になさってください。

DISTOくん

D810の画面は、X4の約2倍の大きさだから、かなり見やすいよ!

主な仕様
  • 測定範囲: 0.05~250m
  • 測定精度: ±1.0mm / 10m
  • 特長:タッチパネル式、カメラ搭載、充電仕様

ライカ独自!概算の2点間測定用レーザー距離計

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ピッピッっと、レーザーを当てればどこでも測れるレーザー距離計があります。
測量機器メーカーである、ライカ ジオシステムズだからこそ開発できた、
究極のレーザー距離計です。

点から点へ、自在に測定できるという意味をこめて、
Point to Pointの頭文字をとり、P2P機能という名称で呼んでいます。

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測定原理は、

  • 高精度の直線距離測定、鉛直角度センサー、水平角度センサーの3つにより、
  • 測定した点をXYZの3次元座標情報としてとらえ、
  • 点間隔の情報を瞬時に計算するしくみ

これまで、測量器のみが独占してきた3次元測定が、
誰でも、簡単に、少ない投資金額で、できるようになります。

  1. レーザーが当たったところの長さを測る、2点間測定
  2. 点で囲まれたエリアの面積計算

が、簡単に実現します!

DISTOくん

概算だから、精度は10mで±10mm、5mでは±5mmほどだよ!

では、この機能が使える製品をご紹介いたします。

Leica DISTO S910

DISTO 910_tube_ライカ レーザー距離計

ハンディタイプのレーザー距離計のなかで、最上位に位置するLeica DISTO S910。
下位機種にある、すべての機能を備えています。

大きな画面で、2点間距離や敷地測定をしたい方、
3次元のDXFデータがほしい方、
300mの測距能力を持つレーザー距離計を使ってみたい方、

におすすめです。

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3次元測定は、本体の位置をしっかり固定することがとても重要です。その点からの位置関係を計算するからです。

また、対象物にレーザーを正確に当てるため、微調整ねじが付いた専用アダプターが大変重宝します。

そのため、三脚 TRI 120、アダプター FTA360-Sがセットになった、
Leica DISTO S910 P2Pパッケージをご購入される方がほとんどです。

ぜひ、ご検討ください。

主な仕様
  • 測定範囲: 0.05~300m
  • 測定精度: ±1.0mm / 10m
  • 特長:タッチパネル式、カメラ搭載、充電仕様、P2P機能

Leica DISTO X4 & DST360、Leica DISTO X3 & DST360

2018年6月、S910の後を追って、P2P機能を可能にする
アダプター「Leica DST 360」を発売開始しました。

Leica DISTO X4 および Leica DISTO X3 専用のアダプターで、

鉛直角度センサー、水平角度センサーを搭載し、
3次元の座標計算を担います。

S910は、P2P機能に必要なセンサーと計算機能が本体内部にすべてありましたが、
こちらは、アダプターとレーザー距離計でその機能を分担しています。

そのため、Leica DISTO X4 および Leica DISTO X3で、
P2P機能を使いたい場合は、アダプターDST360が必須です。

使い方も精度もS910と同じで、10mで約10mm。

S910とはどう違うの?という疑問には、こちらをご覧ください。

ライカ製レーザー距離計のスタンダード

ライカ ジオシステムズ株式会社は、品質と精度を重んじる会社です。
数あるレーザー距離計の中で、製品に対する基準値が高く、
高品質なのが、Leica DISTOシリーズです。

スマホと使えるBluetooth搭載

現在販売しているライカのレーザー距離計は、どれも、
Bluetoothを使って、スマホやタブレット、Windows端末に値を飛ばせます。

アプリ「DISTO Plan」を使うと、写真の上に測定値を表示できたり、
図面を描いたり、CAD形式で出力できたりします。

ぜひ一度、お試しください!

また、Windows端末に値だけ飛ばしたい、
一定間隔で自動測定したいという場合は、専用ソフトウェアをお使いください。

3年保証

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズの保証は、2年間です。
ご購入後、8週間以内にWeb登録いただくと、3年間に延長します。

市場にあるどのレーザー距離計よりも、長い保証期間です。

保証期間内の製品に起因する不具合は、すべて無償交換。
これは、故障率が低いために実現できるサービスです。

全レーザー距離計を出荷前に点検し、書類を同封

現在販売しているライカのレーザー距離計には、
全製品に、英文の精度証明書が同封されています。

これは、工場出荷時に精度チェックをし、その結果を記録した証明書です。

質問者さん

普通は、抜き打ち検査って聞いたことがあるけど、ライカはどうなんですか?

DISTOくん

1台1台、すべての製品をチェックしていますよ!

高精度レーザー距離計 Leica 3D Disto

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Leica 3D Distoは、S910やDST360を、
もっとパワフルに、高精度にした3次元レーザー測定器です。

自動で水平をとり、Windows端末から機器を制御します。
精度は、10mで±1.0mm

建設現場での現況測定や施工時の点検、工場での品質管理部門などで採用されています。

離れた所から距離を測定し、mm単位の精度が必要、
という方におすすめです。

製品のご購入について

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。

また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。

レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。