レーザー墨出し器 Lino

レーザーがさらに明るくなった、新・レーザー墨出し器 Leica Lino

レーザー墨出し器は、主に建物の床や壁、天井などに、基準からの位置を出すのに行われる「墨出し」作業用のツールです。建設現場をはじめ、工場、映像製作、ギャラリー、研究所、大学など幅広い業種で使われています。

今春、ライカのレーザー墨出し器 Leica Linoが、さらなる進化をとげてリニューアルし、5機種という豊富なラインナップで登場しました。

特に進化したのが、もともと明るいことで定評のあるレーザー。旧製品に比べて何が、どの程度パワーアップしたのか、ご紹介します。

明るさ

パワーアップした新・Leica Linoのレーザーはどれほど明るくなったのでしょうか。明るい室内で、新製品と、これまで販売されてきた旧製品を使って比較してみます。

赤色レーザー

赤色レーザー墨出し器で、レーザーの明るさを比較します。新製品と旧製品を並べて、ほぼ同じ場所に照射します。

  • 写真左:Leica Lino L2P5(旧製品)
  • 写真右:Leica Lno L2(新製品)

床(木製フローリング)にうつる赤色レーザー。レーザー墨出し器本体からすぐの場所ですが、明るさにこれだけの差があります。

本体から約5m離れた壁と天井に投影された赤色レーザー。もともと視認性の高いライカのレーザー光ですが、新製品(写真右)のレーザーがより明るく、鮮明に写っています。

下写真は、天井に投影された赤色レーザー。照明の近くでも、くっきりとレーザーが投影されています。

グリーンレーザー

グリーンレーザー墨出し器でも、新製品/旧製品のレーザーの明るさを比較してみます。

  • 写真左:Leica Lino L2G+(旧製品)
  • 写真右:Leica Lino L2P5G(新製品)

床に照射されたグリーンレーザー。新製品の Lino L2P5Gのほうが、さらに明るく鮮明に写っています。

本体から約5m離れた壁に投影されたレーザー。旧製品でもかなり視認性の高いグリーンレーザーですが、新製品のレーザーはさらに明瞭になり、くっきりと照射されています。

下写真は、天井に投影されたグリーンレーザー。

グリーンレーザーの見えやすさの理由

下図のグラフは、光の波長と発光効率の関係を示したものです。縦軸の発光効率は、ある照明機器が一定のエネルギーでどれだけ明るくできるかを表す指標です。当然ながら、明るい光のほうが、人間の目には見やすくなります。

新製品のLeica Linoシリーズに使われているグリーンレーザーは、赤色レーザーと比較して、視認性が4倍近く向上しています。強い光のある環境下でも、墨出し位置をくっきりと示すことができるのです。

レーザー投影範囲の拡大

新・Leica Linoでは、180度以上の角度でレーザー照射が行えるようになりました。レーザーラインを、本体の真上から、その後方までも投影することができます。

一度に墨出しできる範囲が広がったことで、レーザー墨出し器を何度も置き換えたり、移動したりする手間を減らすことができ、墨出し作業時間の軽減や効率化につながります。

レーザーの品質と安全性

さらに明るくなったことで、電力消費量もアップし、寿命が短くなったのでは?
さらに明るくなったのなら、目には良くないのでは?

とお考えのかたもいらっしゃるかもしれません。新しいLeica Linoは、独自のレーザーコントロールにより、長期間の製品耐久性を実現しました。

電源は、リチウムイオン充電、AC電源、アルカリ乾電池の3通りをフレキシブルに使うことができ、充電しながら使用することも可能です。電源確保のための作業中断が大幅に軽減できます。

パワー消費が増加しても、レーザーはクラス2の品質を維持しています。クラスとは、レーザーの強さに応じて分けられる国際規格です。

まとめ

レーザーの明るさ比較、いかがでしたでしょうか。強い光のある明るい空間でレーザー墨出し器を使う場合、光でレーザーが見えにくくなってしまうと作業効率の低下につながります。用途に応じて、最適なレーザー距離計をお選び頂きたいと思います。

新しいレーザー墨出し器 Leica Linoの特徴については、下記ページでも詳しくご紹介していますので、あわせてご参照ください。

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