三次元レーザー距離計 3D Distoで使える三脚
三次元レーザー距離計 Leica 3D Disto は、本体を床に直に置いて使用することもできますが、三脚を取り付けて使用することもできます。建設現場や作業所、ビルの上など、微小な振動がある場所は、三脚があると安定性が高まり、レベリングの完了速度が速まります。
今回は、4種類の3D Disto 用の三脚をご紹介します。すべてアルミ製で、ねじ穴サイズは、5/8インチ(直径約15mm)です。
球面三脚 CTP104D-1
3D Distoの標準三脚として、まずご案内する製品です。
- 重量: 4.99kg
- 使用時の高さ: 0.85 から 1.6m
本体はアルミ素材が使われているため耐久性に優れ、一人でも持ち運びのしやすい重量となっています。
ドーム型ヘッド
取り付け部分の表面が、平坦ではなくドーム型(球面)になっているのが特徴。3D Distoの気泡管を確認しながら、水平に取り付けやすい構造となっています。
ネジのサイズは5/8インチ
5/8インチは、レベル、光波(トータルステーション)などで使われているサイズです。変換アダプターによって、Leica DISTO S910 などの1/4インチネジ対応アダプターを取り付けることもできます。
室内使用に最適化した脚
「CTP104D-1」は、室内での使用に適した設計になっています。
脚の先をご覧ください。一般的な屋外用の三脚(左写真)は、土壌の上に安定して設置するために、先端が尖っているものが多いですが、この形状だと室内の床で滑りやすいという弱点があります。
「CTP104D-1」の脚の先端は、右写真のような円盤形をしており、床の上でも滑りにくく、安定する構造になっています。
脚の先端部分の円盤状のつまみを回すと突起部分が出てきて、簡易屋外用として使用することも可能です。
ワンタッチで高さ調整
高さ調整は、ストッパーを外すことで容易にできます。
三脚 CTP 104D-1 製品ページ
https://shop.leica-geosystems.com/jp/ja-JP/buy/accessories/tripod-dome-head-alternate-767711
平面三脚 CTP104
製品を載せる部分が、平面になっている三脚です。足先も鋭利です。
- 重量: 4.95kg
- 使用時の高さ: 1.06 から 1.65m
エレベーター三脚 CET103
- 重量: 4.0kg
- 使用時の高さ: 0.84m から 2.46m
「CTP104D-1」よりも脚がさらに長く、高さの調節ができます。取り付け部分がコンパクトになっているのが特徴です。
エレベーター三脚 CTC290
- 使用時の高さ: 1.05m から 2.9m
上記のエレベータ三脚「CET103」よりも、背が高い三脚です。
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
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