3D Disto

3次元レーザー測定器 Leica 3D Disto V5.0 その1

レーザー距離計 Leica DISTO (ライカ ディスト) シリーズ最高峰の Leica 3D Disto。自動で水平をとり、WindowsタブレットやPCで操作する3次元レーザー測定器です。

誰でも手軽に3D測定ができるツールとして、図面作成のための現地調査や、製造業の開発部門、品質管理部門での工程内検査や完成検査などで使われています。

Windows端末と機器は、WiFiを使って接続していますが、この内蔵WiFiが新しくなったのが、今回発売するV5.0です。

では、詳しく見ていきましょう。

ハードウェア(内蔵WiFi) のアップデート

今回のアップデートの目玉は、Leica 3D Distoに内蔵されいてるWiFiモジュールが最新版にアップデートされたことです。

3D Distoは、2012年に発売されて以来、ソフトウェアのアップデートはありましたが、ハードウェアは変わっていませんでした。しかしその間、Windows 端末、WiFiテクノロジーが発達し、規格が合わなくなってきたという現状がありました。

ケーブル接続もできますが、WiFiでPCと3D Distoを接続すれば、自在に測定場所へ移動できます。細かい場所や遠い場所でも、レーザーの近くに寄ることができますので、大変有効です。

Windows 8.1 / 10 ご使用の場合はこれまで、USBを付けてWiFi接続をしていましたが、このUSBが不要になります。

そして、これまで以上に短時間で接続が確立し、安定性が高まります。

ポイント

・WiFi接続が短時間で確実になる!
・USBが不要になる!

実際に、つないで試してみたところ….やっぱり早いです!追って、新ソフトウェアでの測定記事もアップロードしていきます。

ソフトウェアのアップデート

3次元レーザー測定器 3D DIsto 本体(ハードウェア)のリニューアルに合わせ、ソフトウェアもアップデートしています。

WLAN接続ポップアップの改訂

レーザー測定器 3D DistoとWindowsをつないで、まず現れるのがこのポップアップです。接続できる3D Distoが一目瞭然でわかります。

複数台お使いの場合も、どの機器と接続するのか、選択しやすくなります。

ケーブル接続する場合は、画面下のUSBマーク、途中で接続を中断する場合は、×マークと、同じ画面で選択できます。

CADツールボタン新設

これまでは、線や点の上を “長押し” して呼び出していたCADツール。知っていれば、見えない点を作成するときに便利な機能なんですが、”長押し” で、かつ 「垂直交差」など、”聞きなれない表現での説明”という点が分かりづらく、ご存じない方もいらっしゃいました。

けれども!今回、画面右側にCADツールボタンができましたので、画面をいじっていると必ず目に入ります。

「何かな?」と思って押してみると、下記のようなアイコンポップアップが出ますので、補助ツールとして多くの方に活用いただけるようになるはずです!

左上から順に説明すると、

  • 直径を入力して円にする機能
  • 対角を測定し、長方形にする機能
  • 2つの線分を延長し、交差する点を作る機能
  • 線を延長する機能

2段目は、

  • 点を移動する機能
  • 1つの線分と点から垂直の線を描く機能

※ CADツールは、あくまでもソフトウェア(データ)上で点や線を作る機能です。出力データには残りますが、作成した点をレーザー照射することはできません。

写真の表示

測定箇所の写真を撮った場合、下記のように画面にも写真が入ります。画期的ですね!

測定した後に写真を撮った場合は、写真の中に測点番号が入ります。出力データの測定点と同じ番号なので、「この写真はどこ?」という心配もありません。

ファイルとフォルダ名の表示

マイナーチェンジですが、ソフトウェアの上にファイル名とフォルダ名が表示されます。作業中のファイル名を知りたいとき、画面の左上を見てみてください。

シャットダウンボタンの改訂

ソフトウェアの終了とともに、3次元レーザー測定器 3D Distoの電源もオフにすることができるようになります。

「ソフトウェアから、3D Distoを終了させれませんか?」というお問合せを時々いただいていました。

離れた場所にあるときや、手の届かない場所に設置した際、本体のボタンを押さないと電源が切れない、という状況はこれで解決します。

Windows デバイス要件

推奨されるWindows端末の要件は、下記の通りです。

  • OS:  Windows® 7 以上
  • 推奨スクリーン解像度: 1000 × 680 ピクセル以上

まとめ

今回のアップデートで、最大のポイントは、

  • 内蔵WiFiが新しくなり、接続の安定性が高まったこと!

です。ソフトウェアも細々とした変更がありますが、V4.0時点で大幅に改良されたので、マイナーチェンジです。
WiFi接続は、実際に使ってみて分かることですので、なかなかイメージしづらいかもしれませんが、接続までの時間や安定性は、実際の作業をする上で大きな違いです。

今回ご紹介したアップデートに加え、V5.0から新たに導入される『CCP』というサポートプログラムについて、下記ページで解説していますので、合わせてご覧ください。

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