三次元レーザー測定器 Leica 3D Distoは、類似品がない機器のため、購入を検討しているユーザーだけでなく、取扱代理店・商社の営業担当者からも、問い合わせを多く頂きます。
「Leica 3D Distoって、どんな所で使われているんですか?」
日本では、建築関係での実績だけでなく、それと並んで多いのが、製造業からの引き合いです。下記に詳しくご紹介します。
目次
3D Distoが使われる場所:工場
「製造したものが、設計通りにできているのか?」
これを確認するための測定ツールとして、多くの工場で3D Distoが採用されています。
製造途中での経過測定、完成後の検査など、メーカーであれば厳密に試験した後で出荷してています。どのような測定方法であれ、長らく採用されてきて、品質も確保されているやり方がそれぞれの工場であると思いますが、
- 測定データを残したい
- 作業効率を上げたい
- 3次元の位置関係はどうしてもメジャーでは限界がある
といった理由で、3D Distoでできないのか?と相談があります。カーブがある素材や、円形のもの、板など、測る対象物は様々です。
多くはまず、品質管理担当者から弊社に問い合わせがあります。
ハンディタイプのレーザー距離計 DISTOシリーズをご使用の工場も多いため、「DISTO S910で、mm単位の測定ができますか?」と聞かれることもあります。
精度や測定範囲、場所などを聞いたうえで、3D Distoが適切であることを伝え、どう使うのか、ということをご紹介しています。
3D Distoが使われる場所:設計事務所・工務店
設計事務所や工務店での用途は、リノベーションやリフォーム前の現地調査です。まさに3D Distoの開発段階から想定されていたユーザーです。
3D Distoは、測定結果が3DのCADデータになりますので、測定と同時に概略のCAD図ができあがります。
現地での測定から行っている設計事務所で、採用されています。
3D Distoが使われる場所:建設会社・設備会社
建設会社といっても日本の場合は幅広いですが、ゼネコンから小規模も建設会社まで、広く採用されています。
規模が大きい建設会社の場合は、一部分の測定やモニタリングセンサーとして、小規模の建設会社は、設計事務所と同様の用途で使われています。
空調関連の設備を取扱う会社では、それらの納入前に現地を測定したり、施工の際の位置だし(墨出し)に使われたりしています。
3D Distoが使われる場所:建設資材メーカー / 商社
住宅や建造物に使われている建築資材を製造するメーカーやそれらの資材を取扱う商社では、素材の設置(施工)前の現地調査ツールとして、3D Distoが使われています。
サイディング・プレカットのための測定が、一例です。
3D Distoが使われる場所:研究機関
これから世に出る製品のために、研究開発をしている機関でも3D Distoが使われています。新しいアイディアを実現するため、試作品を測定するためなど、用途は様々ですが、大企業のR&D部門、独立した研究機関などで採用されています。
その他
上記の大枠に当てはまらない、大学や企業も数多くあります。思いもよらない会社から問い合わせがあったり、そんな所も測るんですか?という驚きの事例もあります。
今後も、動画や写真を交えて事例の紹介を行っていく予定です。
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。