レーザー距離計 Leica DISTOシリーズの機能に関する問合せと同時に多いのは、
「レーザーは危なくないのですか?」
「レーザーは安全ですか?」
といったレーザーの安全性に関する内容です。
距離を測る仕事は、周囲に人がいない無人環境で実施できることは稀ですので、レーザーの安全性について心配されるのは、当然の話です。
建築業務であれば、例えば下記の場合に現地調査をします。
- リフォームの見積
- ビルメンテナンスの見積
- 大きなリノベーションの見積
- オフィスや店舗の改装
その時に、子供を含めた通行人、リフォームであれば、室内での計測が多くなりますので、周りに人がいる環境での測定作業となります。工場内の設備管理等で使用される場合でも、数名の作業員がいる中で行われることが多いです。
今回は、レーザーの安全性について国が定めている「PSCマーク」について、分かりやすく図にしてみました。※図は、pdfファイルとして、こちらからダウンロードできます。
いかがでしょうか。消費生活用製品安全法では、レーザーの安全性について国の基準が規定されています。レーザー距離計は、技術基準適合の試験を受け、合格しなければ本法律の要件を満たしません。レーザークラスを表示しているだけでは、不十分です。
ライカ ジオシステムズでは、消費生活用製品安全法に基づき、経済産業省への届出を行い、 レーザーの安全性の技術基準適合義務を果たした製品を出荷しています。
レーザーの安全性については、下記のリンクをご参照ください。
2017年12月末に、レーザー距離計の試買テスト結果が発表されました。ライカディストシリーズの中では、「Leica DISTO D110」が選ばれ、無事適合判定でしたが、不適合の製品もあったようです。詳しくは、下記をご覧ください。
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。