S910

Leica DISTO S910 のユニークさ – 他レーザー距離計との違い

ライカのレーザー距離計 DISTO S910は、
ライカ製、他社製含め、他のあらゆるレーザー距離計と一線を画す製品です。

長らく、「こんな製品があったらいいのになぁ…」と、思われていた画期的なモデルです。

2018年5月に、新製品のレーザー距離計 Leica DISTO Xシリーズが出ました。
専用アダプターDST360を取り付けると、S910と同様に3次元測定ができますが、

屋外・長距離測定に重宝する大きな画面、タッチパネル、
座標値の取得、スクリーンショットなど、

今でも変わらず、S910はDISTOシリーズの最上位機種に君臨しています。

では、どんな点がユニークなのか、ご紹介していきます。

離れた所から簡単に、2点間距離を測定可能

離れた所から、ピッピッとレーザーを当てて、長さを測る。

言葉にすると、とてもたやすく聞こえますが、まさにこの通りのことを、
誰でも気軽にできる機器が、レーザー距離計 DISTO S910です。

横幅、高さ、面積、奥行きのある斜めの長さ、などなど、
レーザーが当たれば、どこでも長さが測れます。

レーザー距離計 DISTO S910の場合

disto-s910-p2p-1

他のレーザー距離計の場合

disto-others-1

DISTO S910、および新製品のDISTO XシリーズとアダプターDST360、
以外のレーザー距離計 で、離れた所から長さを測る場合、

上図の通り、対象物の正面に立つのが必須です。

斜距離、傾斜センサー、写真のピクセルなどから、
三平方の定理を使って値を算出するためです。

 

測る場所は気にせず、レーザーがあたるかどうか、だけ考えればいい!

これが、大きな違いです。DISTO S910およびXシリーズは、
測定できる場所、自由度が、格段に広がることがお分かりいただけると思います。

s_s910_keyvisual_ptp_v2

※ DISTO S910 / 新製品Xシリーズ&アダプターDST360 以外の製品で測定する場合
横幅は、「写真を使った測定」、
高さは、「高さトラッキング機能 または ハイトプロファイル機能」で
測定することをお奨めします。

ピタゴラス測定は誤差が大きいため、業務に耐えうる精度がでません。
詳しくは、下記をご覧ください。

レーザー距離計のピタゴラス測定は誤差が大きい!正しい使い方と代替方法「ピタゴラス機能、付いてます!」 「ピタゴラス機能で、離れた所からいろんな場所が測れますよ!」 これまで、このような話が多くなさ...

 

なぜ、DISTO S910はそんなことができるの?理由は?

レーザー距離計 Leica DISTO S910には、
「距離測定モジュール」「2つの角度センサー」が内蔵されています。

  • 距離を測るモジュール
  • 鉛直角(縦方向)のセンサー (-40°~80°)
  • 水平角(横方向)のセンサー (360°)
leicas910_21

新製品DISTO Xシリーズの場合は、距離計ではなく、
アダプターDST360に鉛直角 / 水平角のセンサーが搭載されています。
アダプターが必須なのは、そのためです。

距離、鉛直角、水平角の3つが分かれば、”座標” が算出できます。
3次元空間で、縦、横、奥行きの位置を数値化する方法で、
XYZ = (0, 0, 0) と表現されます。

3次元座標 xyz1点目を(0, 0, 0)とした場合、次の点が横に1m移動した場合は、
(1, 0, 0)、さらに高さが1.5m上にいった場合は、(1, 0, 1.5)ですね。

従来のレーザー距離計は、距離と鉛直角(傾斜角)センサーを搭載
している機種が、最上位でした。

DISTO S910は単純に言うと、その最上位機種に “水平角センサー” が
加わったモデル、ということになります。

tt-027_02光波やトータルステーションをご存知の方にとっては、説明するまでもありません。
やっていることは同じです。

ただし、精度が異なります。S910の精度は、10mで±10mmです。

光波より精度が落ちるのは、搭載している角度センサーの性能によるところが大きいです。

そのため、精密な測定には向きませんが、概算で測りたいという方には、
持ち運びもしやすく、操作も簡単で、三脚への取り付けも簡単なので、

誰でも気軽に測定できます。

なお、「トランシット / セオドライト」と呼ばれるものは、
距離、鉛直角、水平角のうち、距離測定機能がないものを言います。

DISTO S910 は、概算でいいから簡単に2点間の距離を知りたい、
3次元測定をしたい!という方向けの製品です。

“座標情報を使って値を算出する” ということを実現するために、
最新テクノロジーと画期的なアイディアが結集した製品です。

こちらの記事に、搭載されている技術を詳しく解説しておりますので、
合わせてご覧ください。

動画にちらっと出てくる横文字の解説 【前編】 ~ Leica DISTO S910 ~2015年4月にリリースしたレーザー距離計 Leica DISTO S910 (ライカ ディスト S910) の製品動画には、密やかに、...

 

レーザー距離計 DISTO S910の使い方は?

三脚、アダプターがセットになったDISTO S910 パッケージをお奨めします。
単品でも、付属の台を使えば測定できますが、
ねらった位置にレーザーを当てるために、アダプターの微調整ねじが重宝します。

そのため、ほとんどの方がパッケージを購入されます。

レーザー距離計 DISTO S910_EXTERIOR_PACKAGE

2点間測定の方法の詳しい手順、下記動画をご覧ください。

 

他にも、点で囲まれた面積、測定結果をDXF形式で保存・出力、
などの機能があります。下記の動画集も合わせてご覧ください。

Leica DISTO S910 の使い方動画集ライカ レーザー距離計 DISTO S910 の特長的な "コア機能" について、使い方動画をまとめました。 2点間距離測定 ...

 

レーザー距離計 DISTO S910 のご購入について

ライカのレーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。

機械工具・計測機器関係の商社などでもお取扱いがございます。

本ページ最下部の「ご購入・お見積について」のページでは、
在庫やデモ機がある一部の店舗についてご紹介していますので、
あわせてご参考になさってください。