ライカ レーザー距離計 DISTO シリーズのカラーファインダー搭載モデルについて、よくある質問です。
「レーザードットの中心がずれてますが、不良でしょうか?」
「その場合、レーザードットと画面のクロスヘア(十字の印)、どちらが正しいのでしょうか?」
下記写真の様な状態です。ファインダー画面中央の十字の印と、レーザードットがずれて見えます。
これは、近距離測定時に発生します。レーザー距離計の構造上の仕様で、製品不良ではありません。
レーザードットの位置が、正しい位置です。
近距離測定時は、レーザードットを視認して測定を行なってください。
レーザー出力位置とカメラの位置には、物理的な差があります。そのため、短距離では視差が生じます。十字にレーザーが入る目安としては、20m前後、対象物から離れてください。下記のように、5m前後では、ずれが見られます。
20m前後で、解消されます。
下記モデルで、ズレが発生します。
- Leica DISTO D510
- Leica DISTO D810 touch
下記モデルは、視差補正機能があるので、ズレません。
- Leica DISTO X4
- Leica DISTO S910
視差のズレが発生することについては、マニュアルにも記載しておりますので、ご覧ください。
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。
レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方は、
下記をご参考になさってください。