3次元測定を、3次元の画面で見ながら測定する。
一見すると当たり前のように聞こえるこのことが、
レーザー測定器Leica 3D Distoでようやく可能になりました。
発売当初よりユーザーから強く望まれていたこの機能が、満を持してリリースです!
目次
3Dビューで測定結果を見る
まずは、動画で概要をご覧ください。
3D画面の見方・操作方法は2種類あります。
- 画面左下のボックスを回転させる方法
- 画面下のボタンを押す方法
ボックスを回転させる
下の画像は、アーチ天井の測定結果を様々な方向から見た図です。
まるで、CADソフトでデータを見ているようです。

画面左下のボックスを動かすと、このようにデータの向きを変えたり、
回転させたりすることができます。
6つのボタンで画面を動かす
さらに、画面下の6つのアイコンを活用すると、自在にデータを動かすことができます。
動画でも1つずつ操作方法を紹介していましたが、
左から順に書いておきます。
- 選択した範囲を拡大する
- 拡大 / 縮小
- 全体像を画面の中心に移動する
- 測定データを上下左右に動かす
- 測定データを回転させる
- 遠近図にする
タッチパネル
タッチスクリーンのデバイスをお使いなら、上記のナビゲーションツールを使わなくても、指で図をすばやく調整することができます。

これまでの方法
以前は、3次元で見ることができなかったため、
“展開ボタン”を駆使してデータの確認を行っていました。

上記のようなシンプルなデータであればいいですが、
窓やコンセントの位置があったり、天井に段差がある部屋だったり、
広い現場で部屋がいくつもある場合だったりすると、
全体を俯瞰して、測定し忘れたところがないか、確認するのは指南の技でした。
これからは、3Dビューでひと目で分かるようになります。
新ソフトウェアへのアップデート方法
3D DistoをWindows端末でお使いの方
myWorldよりソフトウェア V4.0をダウンロードしてください。
インストール方法の動画もご用意しています。
付属コントローラをお使いの方
残念ながら、このソフトウェアは、
WindowsベースのPCおよびタブレットPCでのみ動作します。
付属コントローラにはインストールできません…!
こちらには、パワフルな3Dビューを実現するだけのパワーがないのです….。これを機会に、お手持ちのPCをお使いになるか、タブレットPCを導入なさるのはいかがでしょうか?画面も大きく、操作性が上がります。ぜひご検討ください。
Windows®デバイス要件
OS | Windows® 7 以上 |
推奨スクリーン解像度 | 1000 × 680 ピクセル以上 、デスクトップ、または、タッチスクリーン |
WLAN / データ 通信 | WLAN-USBスティック使用 |
詳細は、弊社HPの製品情報タブをご覧ください。
まとめ
3次元測定を、3次元の画面で見ながら測定する。
このシンプルなことを実現する機器が、Leica 3D Distoです。
「レーザー測定器 Leica 3D Disto: V4.0 その2」 も、ぜひ続けてご覧ください!

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
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