D510

屋外用レーザー距離計のロングセラーは、Leica DISTO D510

2013年5月の発売以来、5年以上経過してもなお、根強い人気商品である『レーザー距離計 Leica DISTO D510』。

2018年5月に発売開始した Leica DISTO X4により、屋外用のエントリーモデルではなくなりましたが、現在でもDISTOシリーズを代表する製品として君臨しています。

この記事では、D510の特徴や推奨アクセサリー、D810との比較などの全貌をご紹介いたします。

まずは、詳細解説入りのイメージ動画をご覧ください。建設現場での利用シーンをストーリー仕立てで表しています。

5つの特長

ライカのレーザー距離計は、上位機種になるにつれて、多機能になっていきます。様々な用途に対応するためなのですが、初めてご購入される方には、端的にどういう製品なのか、分かりづらいかもしれません。

DISTO D510 の大きな特長は、下記5つです。

  1. 外でも測れるカラーファインダー搭載
  2. アプリを使って写真の上に測定値をメモ
  3. 離れた所から高さ・高低差・水平距離測定
  4. 水・ほこりに強い IP65仕様
  5. Web登録で3年保証

では、順に見ていきましょう。

1.外でも測れるカラーファインダー搭載

室内ではよく見える赤いレーザーですが、日中の屋外ではほとんど見えません。そこで必要なのが、レーザーを見ずに測定する方法です。ライカでは、下記写真のカラーファインダーを採用しています。

disto-d510_1

カメラマークのボタンを押すと、モニター画面に切り替わり、対象物を見ながら狙いを定めます。1倍、2倍、4倍までズームします。

直線距離を測るだけという方も、高さ・高低差・水平距離などを測る方も、とにかく “外で” 測定する際には必須の機能です。

詳しくはこちらをご覧ください。

よくある質問(1)

「外でちょっと測るだけなんだけど、D510でないとダメ?

日中は、1m先でもレーザーは見えません。「安いレーザー距離計を買ってたんだけど、やっぱり外で使えずDISTO D510を購入しました。」という話は後を絶ちません。暗くなってから測定するから大丈夫、という方以外はD510をお奨めします。

よくある質問(2)

「室内用のレーザー距離計は使えないの?

使えますが、レーザーが見えるまで暗くなった日没以降となります。夕方の西日が差している環境では、レーザーの視認はほぼ不可能です。さらに、測定範囲が短い距離計は、測距能力も低いです。測定できる距離が大幅に短くなります。

外で測ることを前提にご購入を検討されている方は、ファインダー搭載モデルをお奨めします。

 ファインダーには、「光学式」と「デジタル式」の2種類があります。ライカの現行モデルは、すべて「デジタル式」です。光学式との違いは、こちらをご覧ください。

2. アプリを使って、写真の上に測定値をメモ

写真を撮って、紙に測定結果をメモする。この2つを一体化させ、写真の上に測定値を入れてことが、アプリ『Leica DISTO Plan』でできます。

  • 写真を撮り、
  • その上に、測る場所の線を引き、
  • 測る

という簡単な3ステップで、写真と測定値が1つになった、デジタルメモが作成できます。測定値は、Bluetoothで転送します。

設計会社と施工現場での使い方を、ストーリーにした動画があります。使い方のイメージがわくと思いますので、ご覧ください。

アプリについて、詳しくは下記記事をご覧ください。

3. 離れたところから、高さ・高低差・水平距離を測る

直接測りに行けない場所の高さ、スロープがある場所の高低差、塀や障害物の向こうまでの距離、測ることはありませんか?

DISTO D510は、360° チルト(傾斜)センサー内蔵のため、距離と傾斜角を使って計算し、瞬時に値を表示します。

あそこの高さはどれだけ? – 高さトラッキング機能

傾斜センサーを使って、部分的な高さも難なく測定。
disto-d810_1

高さは同じ?高低差を知る機能 – ハイト・プロファイル機能

d5-水平距離測定

ここからの直線距離を知りたいんだけど、塀があって… – 水平距離測定

4. 水・ホコリに強いIP65仕様

レーザー距離計は様々な業種、職種の方に使われていますが、建設現場での使用が代表例です。粉塵の多い現場、雨・水たまり・泥だらけの現場でも、安心してご使用いただけるように開発したのが、IP65仕様のレーザー距離計です。

“IP65” とは、水・ほこりの耐性を示す世界統一の国際規格で、数値が大きいほど耐性があります。通称 “IPコード” と呼ばれています。

試験のやり方、クリアしないといけない基準など、詳しくはこちらに記載しています。
『レーザー距離計は防水?IPコードの解説』

5. Web登録で3年保証

3years warrangy logo

DISTOシリーズの保証期間は、通常2年、Web登録で1年延長し、3年になります。レーザー距離計で、こんなに長い保証期間を設けているメーカーはありません。ライカの大きな特長です。

保証プログラムの詳しい内容は、こちらをご覧ください。

2. ディスプレイ

d510-display

ディスプレイの見やすさは、使いやすさ、作業のしやすさに直結する大切なポイントです。

  • 数値をはっきり見せる2.4インチ液晶画面
  • 機能をシンプルに表したアイコン
  • よく使う機能をワンボタンで選択できるお気に入り機能

室内モデルのDISTO X310と画面を比較した動画があります。ご覧ください。

アクセサリー

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズは、専用アクセサリーを豊富に用意しています。D510 の主なアクセサリーは、三脚とアダプターです。

三脚

三脚は、カメラ用と同じ大きさ1/4インチネジです。ライカで販売している三脚は、足がしっかりしており、安定性があります。直線距離を測る場合は、三脚に直接D510を取り付けて使います。

詳しくは、『レーザー距離計用 三脚』をご覧ください。

高さや高低差を測る場合は、次に紹介するアダプターを三脚に取り付けて使います。

アダプター

D510 が使えるアダプターは、3 種類あります。もっとも売れており、弊社でも推奨しているのは「FTA360」という微調整ねじ付きアダプターです。詳しくは、『ライカ レーザー距離計 DISTO D510 で使えるアダプター』をご覧ください。

専用ケース

D510本体、三脚TRI 70、アダプター FTA360の3つを、ひとまとめにできる専用パッケージがあります。

PCに測定値をリアルタイムで記録する

「測定結果をPCに記録したい」というお問い合わせは、コンスタントにあります。アプリの説明でもご紹介したように、レーザー距離計 DISTO D510には、Bluetoothで測定値を飛ばすことができます。

Windows 10のPCやタブレットとD510をつなぎ、Excelなどへリアルタイムで測定値を記録することが可能です。データ転送には、専用ソフトウェア 『Leica DISTO transfer : Bluetooth版』を使用します。ダウンロードはこちら >

  D510は、PCから測定指令をかけることができません。自動測定もできませんので、ご注意ください。これらの機能をご希望の場合は、他の機種をご検討ください。下記に詳しく解説しております。
『Windows タブレット / PCから測定する!』

  専用ソフトを使いたくない!自社ソフトに飛ばしたい!とうい方は、別の機種をご検討ください。下記に詳しく解説しております。
『Windowsの自社開発ソフトに値を飛ばす方法』

Excelへの測定値転送は、下記動画をご覧ください。

D810 touchとの違い

屋外用のレーザー距離計は、4種類あります。そのなかで迷うのが、D810 touch / D510 / 新製品のX4だと思います。

D810 touchとD510を比較した記事がありますので、用途と好みに応じて、お選びください。

関連する法律

1. 消費生活用製品安全法(PSCマーク)

名前の通り、消費者を守る法律です。レーザー距離計は、ホームセンターや家電量販店など、一般消費者が手に取る価格、場所で販売されることが増えてきたため、本法律の対象となっています。

経済産業省のHPにも掲載されていますので、下記をご参考になさってください。

2. 計量法

長さをはじめ、重さ、温度などの単位を定めているのが計量法です。ものごとのあらゆる基準となる単位は、正確に、かつ厳密に、法で規定されています。

日本で使われている長さの単位は、「メートル」です。尺貫法など伝統的な方法もありますが、メートル表示以外の計測器を販売すること、お店に並べることは原則禁止されています。

インターネットで販売されているレーザー距離計の中には、この法律を順守しておらず、インチ・フィート表示がなされる製品が販売されています。また、並行輸入品の中にも該当品があります。

これらは計量法に抵触する可能性がある製品ですので、ご購入の際は十分ご注意ください。

主な仕様

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詳しい仕様は、弊社HP 『Leica DISTO D510』をご覧ください。マニュアルやカタログのダウンロードもできます。

まとめ

いかがでしょうか。DISTO D510 は、屋外用モデルを代表する、丈夫でロングセラーのレーザー距離計です。

ご不明な点、ご質問等ございましたら、お問合せ欄よりお願いいたします。

製品のご購入について

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。

また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。

レーザー距離計の在庫やデモ機がある店舗、
3D Distoやレーザー墨出し器Linoの見積依頼をお考えの方はこちら。