写真を使った測定

レーザー距離計で、写真を使って幅を測る!

「離れた場所から、幅を測りたい」
というお問い合わせは、最も多くいただくものの一つです。

レーザー距離計 DISTO D810 touch および DISTO S910には、
「写真」を使って距離を算出する機能があります。

写真と対象物までの距離から長さを計算します。簡単には実測できない高所の測定に重宝します。

3つの要素から幅・面積・円柱の直径を算出します。

  • 写真のピクセル
  • 対象物までの距離
  • ピタゴラスの定理

測りたいモノの正面に立ち、ピッと1回測った後は、画面に現れる矢印を調整するだけで長さが分かります。D810_TOUCH_FTA_360_02

使い方

建物の横幅測定を例に解説します。まず、測りたいものの正面に立ち、FUNC画面から「横幅測定」を選びます。

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すると、自動でファインダー画面になりますので、対象物が画面に収まるように、倍率や自分の場所を調整し、測定ボタンを押します。ここで、対象物までの距離が測定できました。

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あとは、画面の両端に現れた矢印を対象物に合わせて左右に動かし、、”=” (イコール) ボタンを押すだけです。一番下に表示されている数値が、横幅の長さです。

こちらの動画をご覧ください。

 icon-comment  ポイント
測るときは、対象物の正面に立つこと!

正面に立つ理由は、ピタゴラスの定理(三平方の定理)を使って計算しているためです。測定位置と対象物の間に、直角三角形ができないと、正しく計算できず、誤差が大きくなってしまいます。

ピタゴラスの定理

3種類の「写真を使った測定」

写真を使った測定機能は、3種類あります。横幅、面積、円柱の直径です。

1.横幅

3つのうち、最も使用頻度が高いのが横幅測定。レーザー距離計、長年の懸案だった “幅測定” です。使い方は、上記動画の通り。

進化の歴史は、幅測定の歴史ライカのレーザー距離計 DISTOシリーズは、1993年に世に出て以来、現在も進化の途上です。DISTOの進化の歴史は、"幅測定の歴史"...

2.面積

縦×横で計算できる長方形の面積も、わかります。分かりやすい例が、看板面積の測定です。

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画面いっぱいに看板を捉え、まず距離を測定します。そして、上下・左右の矢印を看板に合わせ、”=” (イコール) ボタンを押すと完了です。下記右側の写真は、イコールボタンを押した後の画面です。横と縦の長さ、加えて周の長さも計算して表示します。

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測定中の様子は、下記動画をご覧ください。

3.円柱の直径

木の幹、円柱型の構造物、太い柱などの直径、円周、断面積の測定ができます。
円柱の測定
この機能を使って、桜の幹幅を測っている動画があります。ご覧ください。

精度

写真を使った測定の精度は、画面ズームの倍率と対象物までの距離に応じて変わります。下記画像に一例を挙げますので、参考にしてください。これは、約3m離れた場所から測定しています。

計算値のため、直線距離測定のようなmm単位の精度は出ませんので、あらかじめご了承ください。

対応モデル

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