D810 touch

ヒマラヤの大自然を生かした学校建設:レーザー距離計DISTO D810 touch使用例

レーザー距離計 Leica DISTO D810 touchを使って、学校建設のための測定を行った事例をご紹介します。

KTK-Belt, Inc.は、ネパール東部の生物多様性保全の啓発活動や環境学習を提供する団体です。標高差8000メートルにわたる、ヒマラヤの生物多様性や気候変動による影響を学ぶ学校「Vertical University」の建設に携わっています。

Vertical Universityは、訳すると「垂直な学校」。ネパール最大の水鳥保護区である Koshi Tappu(海抜67 m)から 、世界で三番目に高い山であるKanchenjunga山(標高8,586 m)までの広大な地域を「生きた教室」ととらえ、熱帯の平原から高山地帯までの多種多様な生物学的、気候的、文化的多様性を学び、保全することを目的としています。

KTK-Belt, Inc.による Vertical University プロジェクト公式ページ

ライカ ジオシステムズは、 このプロジェクトに賛同し、レーザー距離計Leica DISTO D810 touch Pro Packを寄付しました。

Leica DISTO D810 Pro Pack

KTK-Beltのフェローは、学習施設の建設現場での測定やデータの文書化にDISTO D810 touchを使用した際、次のように述べています。

建設作業は、地元の労働者と協力しました。彼らは様々な事情から学校教育を受けていません。 しかし、レーザー距離計Leica DISTO D810 touch は操作方法が容易で、彼らがすぐに理解し使用できたことで、 決められた設計図面に従って作業を進めることができました。

KTK-Beltはまた、プロジェクトの様々な分野をリードする若者を募り、DISTO D810 touchを用いて、建設や設計、GISに関するトレーニングを提供しています。

D810 touchの4倍ズームのお陰で、明るい屋外でもターゲットプレートを用いて距離を測定することが出来ました。

ライカ ジオステムズは、最大限の利益をもたらすテクノロジーで、持続可能な未来を創り続けるという信念のもと、KTK-Beltによる生物多様性の保護活動と環境学習プロジェクトを支援しています。

Leica DISTO D810 touch を使った実習

このユーザー事例は、年に数回発行する弊社の季刊紙「Reporter」87号で紹介されています。

下記リンクから記事(英語)をご覧いただけます。 Building a ‘living classroom’ in eastern Nepal


(要約)

教師は現地の農家、教室は村。高低差8000メートルの大自然すべてがVertical Universityです

KTK-Belt、Inc.は、ネパール東部の生物多様性保全と環境学習の新しいモデルの提案を使命とする非営利組織です。教師、農民、若者、女性たちと協力して「vertical university」を設立します。この持続可能なプロジェクトのアイデアは、ネパール最大の水鳥保護区であるコシタプ(67 m)から、世界で3番目に高いピークであるカンチェンジュンガ(8,586 m)まで伸びる、高低差7,620メートルの垂直森林回廊の形で「生きている教室」を作ることです。

「vertical university」は、ネパール東部にある6,600の顕花植物種、800の鳥類、および180の哺乳類について教え、また保護する場所でもあります。ネパールは、熱帯の平原から高山ヒマラヤまで、世界でも稀にみる生物学的、気候的、文化的多様性がある山岳国です。そのような国で、様々な地域を故郷とする学生が、同じ教室で座学をする従来の教育パラダイムはほとんど意味をなしません。

「持続可能な地球を育む」という哲学をもつライカジオシステムズは、Leica DISTO D810 touch Pro Packを寄付し、この新しい生物多様性の保護と環境学習プロジェクトを支援しました。Leica DISTO D810 touchの特徴は対象物を正確に測定でき、写真測定による記録ができること。Pro Packには、丈夫なケースに収納されたLeica DISTO D810 touch本体だけでなく、FTA360三脚アダプター、TRI70三脚が含まれます。

KTK-Beltのフェローは、最初の学習施設の建設中にDISTO D810 touchを使用しました。これは、ヤンシラの子供と村人のための屋外学習およびコミュニティスペースです。 地元の労働者は、センターの建設、文書化、修理にDISTO D810 touchを使用しました。

KTK-Belt スタジオの共同創設者兼共同ディレクターであるPriyanka Bista氏は、次のように述べています。「建設中、地元の労働者と協力しました。彼らは様々な理由で、学校教育を受けていません。 DISTO D810 touchを使い、決まった図面に従って作業が進んでいることを確認できました。操作が容易なことから、地元の労働者たちもすぐにDISTO D810 touchを使うことができました。

構築された建築物は45平方メートル、典型的な村の家の大きさです。リサイクルされた輸送コンテナを組み立て、解体された納屋からの再生木材、野生の竹、石、泥で作られた近代的な構造には、各階に折りたたみ式ドアがあり、周囲の風景が一望できるような設計で、コミュニティを経済的にも持続可能にしていくための学習を促します。最上部のコンテナは、建物の全エネルギー要件を満たす8つのソーラーパネルの陰で冷却されます。 登山用のvine、垂直の庭、緑の屋根は、植生を統合し、建物を受動的に冷却し、生態系サービスを提供するさまざまな方法を試行するために使用されます。

Leica DISTO ハンドヘルド製品のプログラムディレクターであるMarkus Hammerer氏は、次のように述べています。「ライカ ジオシステムズのレーザー距離計のお陰で、キャンパスの建設は順調に進んでおり、多目的コミュニティスペースを構築できることを嬉しく思います。 」

「KTK-Beltは、プロジェクトのさまざまな分野をリードする若者を募り、トレーニング、育成するために、BELTフェロープログラムを作成しました。最初の5人の青少年フェローは現在、建設、設計、ホスピタリティ、屋外教育、保全、GISのトレーニングを受けています。

KTK-Belt建設フェローの Pabitra Magar は、次のように述べています。「私は子供の頃から、建設に興味がありました。自分の姉妹とは異なり、私はツールの構築に魅了されました。最近では、適切な建築図面を描くために、測定テープ、スケール、計算機、更にはレーザー距離計の使用方法を学ぶために自ら操作しています。

Beltのメンバーは、屋外の対象物に赤いレーザードットが見えない状況でも、4倍ズームのファインダーなどの直感的な機能を使って、Leica DISTO D810 touchで距離を測定しました。フェローたちは照準を正確に合わせ、測定します。

Hexagonの理念は、最大限の利益をもたらすテクノロジーで、スケーラブルで持続可能な未来を構築すること。KTK-Beltは、生物多様性、歴史のある知識、人と植物の共生のため、テクノロジーを最大限に活用しています。

製品のご購入について

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
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