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離れた所の高さ測定結果を転送する
離れた場所の高さを測る「高さトラッキング機能」を使って、間接的に測定した結果を、スマホなどの端末に転送することができます。
今回は、少し離れた場所にあるキャビネットの高さを測定し、以下の方法で転送できるかを試してみます。
- アプリ「DISTO Plan」に転送
- テキストデータとして転送(キーパットモード)
アプリでは「スケッチオンフォト機能」を使って、写真上の測定メモとして転送できるかを検証しています。
スケッチオンフォト機能、キーパットモードの詳細については、本ページの後半部分をご参照ください。
※ Leica DISTO D510 については、仕様上、キーパットモードをお使い頂けません。
傾斜センサーを使った高さ・高低差測定が可能なレーザー距離計
- Leica DISTO X4
- Leica DISTO D510
- Leica DISTO D810 touch
- Leica DISTO S910
Leica DISTO X4
X4で測定した高さを転送する場合は、DISTO本体の画面左下にある青い矢印「→」を選択します。端末画面の一番左下に転送した値が表示されます。
専用アプリDISTO Planへ送る
アプリ「DISTO Plan」の写真メモ作成機能である「スケッチオンフォト」を使って、写真に測定メモを入れたい場合は、測定値を入れたいラインを選択してから転送します。
X4では、高さ以外の値(斜距離、水平距離など)を転送することもできます。X4本体の上下ボタン▲▼操作で転送したい値を、画面の一番下に大きく表示させてから転送します。
他のアプリに送る(キーパッドモード)
キーパットモードを使って、スマホのメモ帳などに測定結果を転送することもできます。
転送方法はアプリ使用時と同じで、 DISTO本体の画面左下にある青い矢印「→」を選択します。
単位(m)を入れるかどうかは、X4本体のBluetooth設定で変更できます。小数点をドット/コンマに変更することも可能です。
傾斜角も転送可能です。
角度の単位は”deg”ですが、文字化けしてしまう場合は、端末側の入力モードを英語に変更してお試しください。
Leica DISTO D510
D510で測定結果を転送する場合は、D510本体のイコール「=」ボタンを押します。
高さの他、斜距離、水平距離なども転送できますが、写真の上に転送できるのは「高さ」のみとなります。
Leica DISTO D810 touch
D810 touch で測定結果を転送する場合も、本体のイコール「=」ボタンを押します。
高さの他、水平距離、斜距離も転送でき、写真の上への転送も可能です。
テキストとして転送する(キーパッドモード)
D810 touchでキーパットモードを使用される場合は、本体のいずれかのボタンを選択して転送できます。
- イコール「=」ボタンを押す
- 画面の青い矢印「→」を選択
傾斜角も転送可能です。角度の単位は”deg”ですが、文字化けしてしまう場合は、端末側の入力モードを英語に変更してお試しください。
参考ページ
「スケッチオンフォト」機能
キーパットモード(アプリやソフトを使用せずに転送する)
iPad/iPhone、Androidなどのスマートフォン、タブレットに測定値を転送する
Windowsに測定値を転送するキーパットモード
レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。
また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
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下記をご参考になさってください。