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室内用レーザー距離計の「Leica DISTO D2」新旧モデルの違いは?

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現在販売中の室内用レーザー距離計「Leica DISTO D2」は、
2008年に発売し、2013年1月に販売終了したベストセラーと同じ名前です。

新しい「Leica DISTO D2」と、以前の「Leica DISTO D2」は、
様々な点で改良がなされており、
実際に手に取っていただくと、その違いはすぐに感じていただけます。

この記事では、写真と言葉で、
できるだけ違いを解説していきたいと思いますので、
機種選びのご参考になさってください。

新旧Leica DISTO D2:機能の違い

新旧レーザー距離計「Leica DISTO D2」で、何が一番違うのか?と聞かれれば、
アプリが使えるかどうかということでしょう。

新しいLeica DISTO D2には、Buetooth®が搭載されたため、
手書き図面を作れるアプリ『Leica DISTO Plan』が使えます。

以下の機能は、新旧いずれも同じです。

  • 面積・体積測定
  • 足し算・引き算機能
  • ピタゴラス測定
  • ステイクアウト機能
  • 最新10件のメモリー
  • 連続測定 (最大・最少測定)
  • タイマー機能

Bluetooth®搭載で、手書き図面アプリが使える

ライカ レーザー距離計 DISTO D2

測定結果を、アプリでデジタル管理できるのが、ライカで開発した図面作成アプリ『DISTO Plan』です。

画面をポンポンとタップしていくことで、簡単に図を書くことができ、
その線上に測定結果を送り、表示されることで、デジタルメモが完成します。

写真の上に測定値を表示することもできます。

DISTOくん
DISTOくん
後から見返すときに写真があって分かりやすいのと、転記ミスや測り忘れが防げるよ!

アプリについて、詳しくはこちらをご覧ください。
iOS、Androidどちらでも使えます。

レーザー距離計アプリ「Leica DISTO Plan」で出来ること新製品のレーザー距離計 Leica DISTO X4 / X3 の発売にあわせて公開された、 専用アプリ『 Leica DISTO Pl...

アプリだけでなく、Windows端末へも値の転送ができます。
一定時間のモニタリングや、Excelへの値出力をご希望の方は、こちらをご覧ください。

レーザー距離計 Leica DISTO の値を、Windows PCへ送る方法ライカのレーザー距離計で測った値を、Windows 端末へ転送することができます。 現行のLeica DISTOシリーズは、すべて...

 

新旧Leica DISTO D2:外観・使い勝手の違い

次は、見た目の違いについて、一つずつ解説していきます。

ラバーグリップで持ちやすく、操作しやすい

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旧タイプのLeica DISTO D2(右奥)は、表面がプラスチックでしたが、
新モデル(手前)は、ラバーコーティングが施され、側面が少し削られたデザインで、
心地よく手にフィットします。

すべりにい、という利点もあります。

写真からは分かりづらいですが、ボタンも押しやすく、
反応しやすくなっています。

店頭にデモ機があれば、ぜひ持って測定してみてください。

画面サイズは同じ、白色ライトで見やすく

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新旧レーザー距離計「Leica DISTO D2」の画面のサイズは、ほとんど同じですが、
バックライトが白くなり、数字が読みやすくなりました。(左が新モデル)

左上の測定開始位置を示すアイコンも、
ディティールまでDISTOを表現したアイコンに変わっています。

エンドピースの延長を自動検知

leica-disto-d2-new-old-05新旧レーザー距離計「Leica DISTO D2」いずれにも、エンドピースは付いていましたが、旧モデルは、エンドピースを伸ばしたとき、手動で測定開始位置を変更する必要がありました。

新しいモデルはその必要がなく、エンドピースを伸ばすと自動で検知します。

画面左上のアイコンも、自動で切り替わるため、
どこから測定しているのか?が一目で分かります。

エンドピースが長くなり、深めの溝からも測定可能

さらに、上の写真をご覧いただくと分かりますが、
新レーザー距離計「Leica DISTO D2」は、エンドピースが長くなっています。

測定者さん
測定者さん
エンドピースが短くて、底まで届かないことがあるんです。

というユーザーの声をもとに、改良されました。
最新のレーザー距離計 Leica DISTO X4 / X3 にも、同様に反映されています。

電池の入れ替えがしやすい

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旧モデルのレーザー距離計「Leica DISTO D2」は、
電池蓋の開け方が分かりにくく、ときどき問い合わせがありました。

新しい「Leica DISTO D2」は、つめ部分を少し下げるだけで、
簡単に電池蓋の開け閉めができます。

 

新旧Leica DISTO D2:仕様の違い

測定範囲が100mに延長

ライカのレーザー距離計は、常に進化を続けています。
測定スピード、測定できる長さ、新しい機能、どんどん開発されています。

新しい「Leica DISTO D2」の測定範囲は、100mまでと、
以前の60mから大幅に延長しました。

長い測定範囲を見ると、必ずこう思われる方がいますが、

測定者さん
測定者さん
100mとか、測んないっす。

はい!もちろん、ライカでもそれは承知しています。
でも、

  • 短い距離
  • 測定しづらい黒い対象物
  • 埃っぽい現場
  • 水たまりなど

あらゆる測定環境で確実に使え、高い精度を出すようにするためには、
測距能力を高めていくことが必要なんです。

つまり、短い距離でも確実に、精度よく測定できるようにするために改良した結果、
測定距離が長くなった、という方がしっくり表現かもしれません。

DISTOくん
DISTOくん
測る能力が高まったぶん、測定スピードも速くなっているよ!

精度の表記は同じだが、ISOに適合

旧レーザー距離計「Leica DISTO D2」の精度は、10mで±1.5mm、
新モデルは、5mで±1.5mmです。

精度が落ちているように見えますが、
新旧の「Leica DISTO D2」の精度表記には、大きな違いがあります。
それは、国際規格ISO 16331-1適合モデルかどうか、ということです。

新モデルが発売される前に、
グローバルで統一された「レーザー距離計の規格」ができました。

メジャーには「JIS規格」があるため、基準が統一されています。
端的に言うと、その「レーザー距離計版」ができた、ということです。

これにより、従来より厳密に測定環境が決められ、
厳しい試験にクリアすることが求められるようになりました。

そのため、旧モデルと新モデルの単純な精度比較はできません。

一方で、新しいレーザー距離計「Leica DISTO D2」は、
この国際規格に適合していますので、他メーカーの製品であっても、
適合品どうしで、正しい精度比較が可能になりました。

国際規格ISOについて、詳しくはこちらをご覧ください。

レーザー距離計 唯一の規格 "ISO 16331-1"「レーザー距離計はどれも同じでしょ。」 よく聞かれる話です。 本当でしょうか。 レーザー距離計は、鋼製巻尺やコンベック...

電池の持ちが延長

旧タイプのレーザー距離計「Leica DISTO D2」は、
単4電池2本で、5,000回の測定ができました。

新しいモデルは、同じ単4電池2本で、10,000回の測定ができますので、
単純に持ちが2倍よくなります。

ただし、Bluetoothを使う場合は、通信に電源を消費するため、
アプリの使用頻度によっては、電池交換速度が速まるかもしれません。

繰り返し充電が可能な充電池も使えますので、お好みの使い方をお選びください。

使用温度範囲が拡大

旧「Leica DISTO D2」は、使用温度範囲が「0°~40°」でしたが、
新しい「Leica DISTO D2」は、「-10°~50°」に拡大しています。

測定できる環境が広がったということは、より耐久性が高まったことを意味します。
ライカでは、常に製品の品質向上に努めており、
長く、確実に使っていいただける製品を開発していることが、
ここからもお分かりいただけると思います。

最小測定単位は0.1mm

旧「Leica DISTO D2」は、1mm単位の表示でしたが、
新しい「Leica DISTO D2」は、0.1mm単位まで表示させることができます。

ただし、値を表示できるようになった、というだけで、
精度はあくまでも「5mで±1.5mm」ですので、ご注意ください。

製品のご購入について

レーザー距離計DISTOシリーズは、ホームセンターをはじめ、
インターネットや家電量販店でお取扱いがあります。

また、企業で購入される場合は、機械工具・計測機器関係の商社、
測量機器の代理店でもお取扱いがございますので、
御社のお取引企業へお問い合わせください。

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