カテゴリー別アーカイブ: D810 touch

DISTO D810 touch 使い方動画集

ライカ レーザー距離計 DISTO D810 touchを実際に使って測定している動画をまとめました。具体的な操作方法の参考にしてください。

1.機能

  • 横幅測定
  • 面積測定
  • 高低差測定 (簡易レベル出し)
  • カメラとスクリーンショット

2.アプリの使い方
3.Windowsとの使い方
4.アップデート方法

1.機能

D810 touchの大きな特長は、大画面での写真を使った横幅・面積測定と、タッチパネル操作です。

横幅測定 ~写真を使った測定 その1~

「横幅を測りたいんです」

というお客様には断然おススメする機能「写真を使った測定」。対象物までの距離と、写真のピクセルから長さを計算します。

タッチパネルをスーッと操作するので、ちょっとした遊び感覚で、簡単に測れます。

建物の横幅を測っている動画をご覧ください。
※測定中は画面が見にくいですが、その後のタッチパネル操作は良く見えます。

 

面積測定 ~写真を使った測定 その2~

横幅測定と同様、写真を使って長方形の面積を離れた所から測定できます。

看板が分かりやすい例なので、建物の上に設置してある看板面積の測定動画を御覧ください。冒頭部分は画面が見えませんが、測定モードを選択して、看板までの距離を測っています。

 

高低差測定

地面でも部屋の角でもいいんですが、高さの基準を最初に決めると、その後の測定値はすべて、基準からの高低差を表示する機能です。

こんな場合に使います。

  • 高さを測りたい場所が一直線上にない
  • 複数個所の高低差を知りたい

動画では、測定結果をアプリ「DISTO sketch」に記録しながら進めていますので、合わせてご参考になさってください。

 

カメラとスクリーンショット

レーザー距離計 DISTO D810 touchには、カメラがついていますので、写真を撮ることができます。

さらに、画面のスクリーンショットも撮ることができます。測定結果は、最新30件分は本体に記録されていますが、どんどん消えていきます。

記録として残したい場合は、測定後にスクリーンショットを撮ることで、後からUSBケーブルでPCに出力することができます。

カメラとスクリーンショットの使い方は、下記をご覧ください。DISTO D510(左)との違いの1つとして、紹介している動画です。

FUNCボタンを押すと、様々な機能のアイコンが出てきます。画面右下の?ボタンを押すと、簡単な図が表示されますので、使い方の参考にしてください。

詳しい使い方は、マニュアルをご覧ください。弊社HPから入手いただけます。

弊社HP

「ダウンロード」タブ
→「マニュアル」
→「Leica DISTO D810 touch – Manual」

 

2.アプリの使い方

「測定結果は、紙にメモ書き」
これを、
「測定結果は、スマホに記録」してみませんか?

専用アプリ「disto sketch」を使うと、写真の上に測定値を入れたり、方眼紙に敷地図を書いて、そこに値を入れたりすることができます。

2012年のリリース以来、改良を重ねていますので、随分使い勝手が良くなっています。下記に詳しい使い方を解説していますので、ぜひアプリをダウンロードして、使ってみてください。

専用アプリ「DISTO sketch」の使い方 第一歩

3.Windowsとの使い方

連続で測定した結果をPCで管理したい、というお問合わせがよくあります。その際、ご紹介しているのが、Windowsソフトウェアを使ったデータ転送方法です。

レーザー距離計 DISTO D810 touchは、Bluetoothでデータを飛ばします。1点1点の測定、転送や、一定間隔(例えば5秒おきなど)ごとの測定ができます。

詳しくは、下記をご覧ください。

Windows へ測定値を送る

 

4.アップデート方法

レーザー距離計 DISTO D810 touchは、不定期にソフトウェア・アップデートがあります。2016年6月にあった大きなアップデートでは、充電中でも測定できるようになりました。

アップデート内容は、下記を御覧ください。

今後のアップデートは、下記要領で実施できます。15分ほどで済みます。アップデート用ソフトウェアのダウンロードは、弊社HPから、もしくはサービスサイトmyWorldから可能です。

【HPから】

HP
http://www.leica-geosystems.co.jp/jp/index.htm

 

【サービスサイトmyWorldから】
製品の保証延長を行なっていただいた方は、ご登録済だと思います。下記リンクよりログインし、ダウンロードしてください。

myWorldへのログインは、こちらからどうぞ。
https://myworld.leica-geosystems.com/irj/portal

DISTO S910とD810 touchの違いは?~2機種の比較~

ライカ レーザー距離計DISTO S910と DISTO D810 touch。ともにDISTOシリーズの中では価格が高いモデルで、見た目もほとんど同じなため、どう違うの?というお問合せをよくいただきます。

下記テーマで、図解してみました。図の後には解説もしていますので、比較・検討の参考にしてみてください。

  • S910の圧倒的な違い
  • S910は、D810 touchをすべて網羅
  • 機能ごとのグループ化
  • 同じところ
  • 選び方のポイント

画像のPDF版は、こちらからダウンロードできます。

では、一つずつ詳しく解説していきます。

S910の圧倒的な違い

レーザーが当たりさえすれば、どんな長さでも、どこからでも距離を測定できる。3次元空間の位置関係を記録し、CADデータ(DXF)として出力したり、WLANでリアルタイムにWindowsデバイスへ座標を送ったりできる。

これが、S910とD810 touch の圧倒的な違いです。

 

1.どこでも、どこからでも測定

“レーザーが当たれば、どこでも、どこからでも測定” というイメージは、下記図をご覧ください。

 

DISTO D810 touchをはじめ、その他のレーザー距離計DISTOシリーズは、下記図の通り、対象物の正面に立って測定することが必要です。理由は、三平方の定理を使って距離のみ、または距離とと傾斜角 / 写真から、長さを計算しているからです。

 

詳しくは、『DISTO S910のユニークさ -他レーザー距離計との違い』をご覧ください。

 

2.座標値をWLANで送る

S910が3次元空間を測定できるのは、測定した点を座標情報としてとらえているからです。これは従来、”トータルステーション” や “光波” と呼ばれる測量機しかできなかったことです!

測量機レベルのmm単位の精度ではなく、概算の情報が欲しい、という方にピッタリの製品です。ただ、誰でも簡単に使えることも、大きな特長の一つなので、”座標” はS910画面には出てきません。

PCとWLANで接続し、専用ソフトウェア『disto transfer』を使うと、リアルタイムで座標情報が得られます。

詳しくは、『Windowsへレーザー距離計の値を送る』の後半、WLANの部分をご覧ください。

※ mm単位の精度が欲しいけれども、測量機を三脚に立てて使うのはちょっと…という方は、Leica 3D Distoをご検討ください。『リノベーションの現地調査~3D Disto 編 その1~』

 

3.DXF形式での出力

「測定結果は、どうされるのですか?」と聞くと、「図面にします」という方向けの機能です。S910は、測定結果をDXF形式で出力できるため、CADソフトウェアで活用することができます。

3次元のDXFデータで、測定順に線が引かれたデータになっています。

詳しくは、下記動画をご覧ください。

『【詳細解説編】戸建住宅・木造家屋をレーザーで測る!DXFデータで出力!3次元レーザー距離計 Leica DISTO S910 パッケージ 』

 

S910は、D810をすべて網羅

D810 touchにある機能は、S910にもすべてあります。下記図のようなイメージです。

機能ごとのグループ化

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズのラインナップを、機能ごとにグルーピングすると、大きく3つに分けられます。

  1.  室内モデル
  2.  屋内外モデル
  3.  屋内外3次元測定モデル

それぞれの違いは、下記をご覧ください。

『レーザー距離計の選び方~室内モデルの比較~』

『DISTO D510 vs D810 touch: 違いは?比較ポイントは?』

『DISTO S910と3D Distoの違いは?~2機種の比較~』

 

S910とD810 touchの同じところ

サイズはほとんど同じで、両機種ともタッチパネル式です。三脚、アダプターがセットになったパッケージとしての販売も行っています。

DISTO D810 touchパッケージの同梱物です。

充電式は、電池がないと測定できないから心配…という声がありますが、昨年のアップデートにより、充電しながらでも使用できるようになりました。寿命も、稼働時間も長いリチウムイオン充電池を搭載しています。

『DISTO D810 / S910  充電中も測定可能に!ソフトウェアの大幅アップデート』

 

選び方のポイント

結局、自分にはどちらがいいのか、選び方のポイントをお伝えします。

S910がおススメの方

  • 1か所から様々な場所を測りたい
  • 幅を測りたいが、正面に立てない
    (詳しくは上記「S910の圧倒的な違い」をご覧ください!)
  • 3次元空間にあるものの位置関係を把握したい
  • 測定結果をCADにする
  • おおよその座標情報を知りたい

D810 touchがおススメの方

  • 横幅を知りたい
  • ビルや電線などの高さを測りたい
  • 斜めの場所や土地の高低差を測りたい
  • 外で50m以上の長距離を測りたい
  • 自社開発したアプリに測定値を飛ばしたい

 

下記の情報がわかれば、どちらがあなたに適しているのか、お奨めはどちらなのか、自ずと決まってきます。お問合せページよりご連絡いただけましたら、適切な機種をご紹介いたします。

「こういう場合でも測れますか?」という内容でも構いません。お気軽にご相談ください。

  1.  測定したいものは何か?(建物、板、設計物など)
  2.  どんな情報が欲しいのか?(高さ、幅、位置関係など)
  3.  取得した情報をどう活用するのか?(メモする、データとして記録など)
  4.  測定距離はどれくらいか?(数m、20~30mなど)
  5.  求める精度は?(cm単位、mm単位など)

iPadのメモ帳アプリに、測定値を送る!

ライカ レーザー距離計 DISTO D810 touch と DISTO S910 は、iPhoneやiPad と直接Bluetooth 接続して、データを送ることができます。例えば、メモ帳アプリや社内で独自開発されたアプリなどです。

『レーザー距離計 Leica DISTOが使えるアプリ 3選』で紹介している以外の、どのアプリでも構いません。ただし、Android デバイスには、転送できません。iOSのスマートフォンかタブレット、もしくはWindows 8.1以上のデバイスです。弊社では、この機能を “キーパットモード” と呼んでいます。

レーザー距離計 DISTO D810 touch を使って、iPad mini のメモ帳アプリに測定値を転送している動画があります。ご覧ください。

この機能は、特別にアプリの開発をしなくても、測定値をそのままデバイスに転送できる点が特長です。

  • レーザー距離計の測定値をアプリに送りたい
  • 既存アプリに測定値を飛ばしたい

というお問い合わせの際、ご紹介しています。

 

1. Bluetoothの設定

転送する値を、単位なしの数字にするのか(左)、単位付きにするのか(右)、D810 / S910 本体の設定画面から選びます。

 

 

 

 

 

 

2.デバイスの”設定” からBluetooth接続

スマートフォンやタブレットにある”設定” アプリから、BluetoothをONにします。すると、レーザー距離計が検出されますので、接続します。

接続が確立すると、画面が下記の様に切り替わります。

3.転送したいアプリを起動し、測定

あとは、測定し、Bluetoothボタンを押して転送するだけです。アプリを起動し、測定値を入れたい場所を選択します。そして、レーザー距離計で測定。画面に測定値が表示されるので、Bluetoothボタンを押すと、転送されます。

3次元写真計測システム フォトカルク & DISTO

株式会社アイティーティーが販売する3次元写真計測システム 『フォトカルク  ツービュー』と、ライカ レーザー距離計 DISTO シリーズによる屋外・長距離測定のご紹介です。

一眼レフカメラで撮った写真2枚と、レーザー距離計の測定値を使って、3次元測定ができます。

概要

2枚の写真から、3D位置測定を行う写真計測ソフトウェア『フォトカルク  ツービュー』は、もともと、レーザー距離計を使わず使用できるソフトウェアで、長らく販売実績があります。

今回ご紹介するシステムは、写真計測で必要となる “基準となる長さ” を写真の中に入れず、代わりに、対象物までの距離を測ることで、3次元測定を行う方法です。

こんな場合に有効です。

  • 測定したい場所が高所で、基準プレート(マーカー)を設置できない
  • 遠い場所、または、立ち入れない場所のため、基準プレートを設置できない

左右2方向から対象物を写真撮影し、同時に距離も測ります。そして、左右の移動距離も測ります。あとは、ソフトウェアに従って、計測するだけです。

photo-calc-00

順を追って、みていきましょう。

① 左右の移動距離を測定

まず最初に、左右の位置を決め、移動距離を測定した方が、測定忘れやミスがなく、スムーズに作業を進められます。

位置決めをしたら、目印となるマーカーなどを張っておくと便利です。
itt-target

そして、間隔を測定します。レーザー距離計なら、歩行者がいても測れます。
itt-target-measure

  ポイント
位置決めをする際は、カメラとレーザー距離計で、測定対象が画像内に写るかどうか確かめると、後の作業がスムーズです!

 

② 左からの撮影 & 測定

次に、左からレーザー距離計で対象物までの直線距離を測ります。
測定後は、三脚の角度を変えずに、カメラに据え替え、写真を撮ります。計測したい場所が、すべて入るように撮影してください。

itt-measure-left

 icon-bookmark ポイント
レーザー距離計をカメラに据え替えるとき、三脚の場所と傾きは、できるだけ変えないようにしてください!

 

③ 右からの撮影 & 測定

三脚を右側に移動します。そして、同様にレーザー距離計で直線距離を測ります。このとき、②で測定した場所をおおよそ同じ場所を測定してください。
測定後は、三脚の角度を変えずに、カメラに据え替え、写真を撮ります。

itt-measure-right

  icon-bookmark ポイント
レーザー距離計で測定する場所は、②で測った場所とほぼ同じ場所!

 

④ ソフトウェアで計測

実測が終われば、ソフトウェアでの作業になります。2枚の画像を校正し、測定したい距離を測ります。

ソフトウェアの使用前に、2点、準備することがあります。

1つ目は、距離の値をテキスト(メモ帳)に入力し、保存することです。下記画像の様に、実測した3つの距離を記します。記載順序は大切なので、下記の通りに入力してください。

itt_text

2つ目は、画像をPCに移すことです。SDカードなどのカメラ記録媒体から、撮影した画像をPCに出力してください。

準備が整ったらソフトウェアを起動し、写真校正、距離測定を行います。手順は、下記動画の1:35あたりから、ご覧ください。
前半部分は、上記①~③で説明した実測の様子です。

 

必要なもの まとめ

  • ソフトウェア 『フォトカルク  ツービュー』
  • カメラ校正ソフト (初回のみ / 校正依頼も可)
  • レーザー距離計 DISTO D810 パッケージ または DISTO D510 / 三脚 / アダプター

 

※ 2次元(縦横/XY)で良いという方は、写真1枚で測定できる『シングルビュー』というソフトウェアもあります。下記をご覧ください。

レーザー距離計 DISTO D810 touchで3次元の写真計測?!

 

お問合せ先

本システムに関しては、下記へお問い合わせください。

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株式会社アイティーティー
http://www.ittc.co.jp/AboutUs.htm

本社:神戸事業所
〒651-0085 神戸市中央区八幡通3-1-19 日精ビル4階
TEL: 078(271)6055
FAX: 078(271)6056

東京営業所
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町17番15号 KAWASHIMAビル4F
TEL: 03(3663)5090
FAX: 03(3663)5093
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ファインダー画面の十字とレーザードットの位置のずれ

ライカ レーザー距離計 DISTO シリーズのカラーファインダー搭載モデルについて、よくある質問です。

「レーザードットの中心がずれてますが、不良でしょうか?」
「その場合、レーザードットと画面のクロスヘア(十字の印)、どちらが正しいのでしょうか?」

下記写真の様な状態です。ファインダー画面中央の十字の印と、レーザードットがずれて見えます。

D810-視差-ファインダー-2

これは、近距離測定時に発生します。レーザー距離計の構造上の仕様で、製品不良ではありません。

レーザードットの位置が、正しい位置です。
近距離測定時は、レーザードットを視認して測定を行なってください。

レーザー出力位置とカメラの位置には、物理的な差があります。そのため、短距離では視差が生じます。

十字にレーザーが入る目安としては、20m前後をみていただきたく思います。

5m前後では、ずれが見られます。

D810-視差-ファインダー-3

20m前後で、解消されます。

D810-視差-ファインダー-1

マニュアルにも記載しておりますので、ご覧ください。

d510_point_finder_18_10_2016