カテゴリー別アーカイブ: D2

室内モデルのスタンダード Leica DISTO D2

レーザー距離計 Leica DISTOシリーズのロングセラーであり、室内で使うための基本機能を網羅しているスタンダードモデル『Leica DISTO D2』。

時代とともに、形も中のモジュールも変えながら、そして、正しく使いやすく、信頼できるレーザー距離計、というDISTOの世界観は守りながら、現在のLeica DISTO D2に至っています。

今回は、下記4つの側面から、DISTO D2を見ていきます。

  • デザイン
  • 機能
  • Bluetooth (スマートフォンアプリ)
  • 法律

デザイン

ライカ ディストが「かっこいい!」「デザインがいい!」と言われる所以はどこにあるのでしょう。

Leica DISTOシリーズは、世界中で同じデザインの製品を販売しています。誰が使っても心地よく、いい感じ、と思うような形にするには、様々な検討事項があります。

形状、サイズ、素材、画面サイズやボタンの数・配置・大きさ・押した感じなどなど。

さらに、ブランドカラーである赤の配色、製品をぱっと見た瞬間に与えるイメージ、毎日使っても快適な操作性、これらがDISTOの世界観とピッタリ一致していること。

レーザー距離計 Leica DISTO D2は、持った時に、手に吸い付くようなフィット感があります。手から滑り落ちる心配がなく操作できる、安心感があります。

良いものは、美しい。レーザー距離計市場の中で、最も品質が高く、市場を牽引しているLeica DISTOシリーズが目指す姿です。

 

機能

室内で使うためのスタンダードな機能とは?動画を交えてご紹介します。

1.面積測定、足し算/引き算

縦×横で、平米の算出ができることは、多くの方がご存知です。けれども、

  • 高さが同じ複数の壁面積を一度に計算する
  • ドアや窓の部分を引いた合計面積を出す

という機能は、あまり知られていません。足し算・引き算機能を使うと、簡単にできます。下記動画をご覧ください。

機能の解説は、『知る人ぞ知る!意外と使える足し算・引き算機能』をご覧ください。

 

2.エンドピース

実測現場で重宝するのが、本体裏に折りたたまれているセンサー付きエンドピース。

  • 伸ばして、みぞや角から正確に測定する
  • 90°にして、角から安定して測定する

伸ばすと、ピッと音がして、測定開始位置が自動でエンドピース先端に切り替わります。

 

3.その他

そのほかには、下記の機能があります。

  • 最新10件のメモリー
  • 連続測定 (最大・最少測定)
  • タイマー機能
  • アプリでの測定メモ作成(次項で紹介)
  • Windows端末への測定値転送(次項で紹介)

Webマニュアル

※ピタゴラス機能は付いていますが、人によって誤差が大きいためお奨めしていません。

 

Bluetooth (スマートフォンアプリ)

「Bluetoothは何に使うの?」と思われるかもしれませんが、これは、レーザー距離計の可能性を大きく広げます。

  • スマートフォンアプリへ、測定値を送る
  • Windows 端末へ、測定値を送る

用途は、この2つです。

1.測定メモを作るアプリ 『DISTO sketch』

アプリに測定値を送ることで、写真やグリッドの上に、測った値を載せていくことができます。測定値そのものが転送されるので、転記ミスがありません。

写真の上に測った値が表示されるので、測り忘れもありません。後から見返した時に、写真と値が一体になっている分かりやすさを感じると思います。

具体的な使い方は、下記をご覧ください。とても簡単です。

専用アプリ「DISTO sketch」の使い方 第一歩

 

2.Windowsへ送る

「Windowsへ測った値を転送し、記録していきたい」
「一定間隔で自動測定したい」

こういう用途にお答えするのが、Windowsソフトウェア 『Leica DISTO transfer』。弊社HPより無償でダウンロードできます。

Windows PCやタブレットに、Leica DISTO D2の測定値を送る!

Windowsではなく、スマホに値だけ飛ばしたいんだけど…という方は、Androidのみになりますが、『disto transfer BLT』というアプリがあります。下記をご覧ください。

測定値を、スマホやタブレットに送る方法 – Androidアプリ

法律

「市場にあるレーザー距離計は、すべて法律を順守したもの」
「日本で販売している以上、当然のこと」

みなさまは、どう思いますか?

普通考えて、そうでしょ。と思いますが、あいにくレーザー距離計の中には、安い製品、並行輸入品などが年々増えており、法律を守っていないと言える製品が存在します。

下記図は、日本で販売するために守らなければいけない3つの法律(計量法、電波法、消費生活用製品安全法)と、EUの有害物質使用制限指令であるRoHS、レーザー距離計の世界規格 ISO 16331-1の適合状況を比較したものです。

計量法とは、『表示可能な法定計量単位はメートルのみ』ということを規定した法律です。違反者には罰則規定があります。

電波法は、BluetoothやWLANなどの通信機能を持った製品を販売する際に守らなければならない法律です。

消費生活用製品安全法とは、レーザーの安全性について規定されている法律です。『PSCマークって、何?』をご覧ください。

ご購入予定のレーザー距離計は、いかがでしょうか?

まとめ

レーザー距離計 Leica DISTO D2は、「室内で使いたいんです」という方にまず、お奨めしたいモデルです。

どれにしようか迷ってしまう…!という方は、こちらもご参考になさってください。

『室内用レーザー距離計の選び方』

引越にも活躍!

引越しといえば、メジャー。物件を決めるとき、または引越しの前、カーテンを作ったり、レイアウト決めの参考にしたりするために、部屋に行ってドアや窓などの寸法を測ることがあると思います。

その際、メジャーの代わりにレーザー距離計を!…..とは、なかなか言えませんが、レーザー距離計 & アプリ の組み合わせはとっても便利です。なぜか。

アプリを使うと、写真の上に寸法をメモを入れられるからです!
どこの寸法なのか、その寸法はいくつなのかが、一目で分かります。

disto sketch app_アプリ

 

引越しの時に、どう使う?

実例をもとに、解説してみます。まずは、下記の “ベランダに出るドア” の測定メモをご覧ください。カーテンを作るための測定ですね。写真の上に、高さと幅の実測値が入っています。

引越し1_ライカ レーザー距離計

どのカーテンにするかお店で決める時も、この写真を見ながら考えると、イメージが膨らみます。
この画像は、いつも携帯しているスマートフォンに保存されているので、メモを忘れた!ということもありません。

 

使い方はとっても簡単です。

  1. アプリを起動して、ドアの写真を撮り、縦・横の線を引きます。
  2. そして、レーザー距離計で測定すると同時に、アプリに値が表示されますので、
  3. それを線上に、スーッとスライドさせるだけで完成です。

bluetooth4-0_logo

 

スマートフォンとレーザー距離計は、Bluetoothでつなぎます。初回のみ、ペアリング設定を行えば、次回からはすぐにつながります。詳しい使い方は、こちらの動画を参考にしてください。

 

ドアだけでなく、”窓枠の大きさ” も同様に測定します。

引越し3_ライカ レーザー距離計

引越し2_ライカ レーザー距離計

画面上に、”スケッチ” と書かれていますが、ここは自由に名前を変えることができます。

  • キッチン横の窓
  • リビングの窓

などと記載しておけば、似ている窓があっても判別でき、記憶をたどってイメージできます。

他にも、部屋の間取りを測って、レイアウトを考える時の参考にしたり、玄関ドアの幅・高さを測って荷物搬入時の参考にしたり、という用途で使えます。

ライカ レーザー距離計 DISTO D2_17

 

アプリ対応のレーザー距離計は?

室内用でアプリが使えるDISTOシリーズは、3機種です。
屋外モデルは、すべてアプリ対応です。外でもご使用になる方は、こちらの記事をご参考になってください。

d110_name  d2_name  

アプリのダウンロードは、こちら。

logo_App Store  google_play_store_pic_172x60

 

ライカ ジオシステムズのレーザー距離計は、消費生活用製品安全法の該当製品です。Leica DISTO は、国が定めるレーザー安全基準を満たした製品ですので、安心してご使用いただけます。この基準は、市販されているレーザーポインターにも適用されている基準です。詳しくは、『消費生活用製品安全法 (PSCマーク) について』をご覧ください。

Windows へ測定値を送る

ライカのレーザー距離計で測った値を、Windowsデバイスへ送りたい、という問い合わせは、ほぼ毎週あります。

現行モデルはBluetoothに加え、WLANを使うモデルも発売しています。用途によって、最適なモデルをお選びください。
wlan

1.Bluetooth

Bluetoothを使う場合のデバイス要件は、下記の通りです。

  • Windows 8.1 以上のタブレット / PC
  • Bluetooth 4.0以上

 

1-1.専用ソフト DISTO transfer

専用ソフトウェア 「DISTO transfer」を使って、下記のことができます。

  1. 測定値をExcelやテキストに送る
  2. 一定間隔でリアルタイム測定
  3. Windowsデバイスから測定指令をかける

 

1-1-1.測定値をExcelやテキストに送る

Excelやテキストのセルがアクティブになっている場所に、測定値が転送されます。使用方法は、こちらの動画をご覧ください。

disto_transfer_bluetooth

 

1-1-2.一定間隔でリアルタイム自動転送 (D510以外)

5秒毎、1分毎など、測定したい間隔を設定すると、自動測定しデータを記録していきます。

Excelなどに転送したい場合は、秒数設定後、Excelを起動し、セルがアクティブになっているところに転送されます。一定間隔のモニタリングに適しています。

※ DISTO D510ではできません。ご注意ください。

disto transfer_モニタリング

使用方法は、下記動画をご覧ください。

 

1-1-3.Windowsデバイスから測定指令をかける (D510以外)

ソフトウェアの「測定ボタン」(下記画像の左)を押すと、本体でボタンを押さなくても測定できます。

レーザー距離計を離れた位置に置き、モニタリングをしたい場合や、測定ボタンを押せない場所に置く場合などに有効です。

disto transfer_PCから測定

使用方法は、下記動画をご覧ください。

この使い方は、下記レーザー距離計で可能です。
室内用 :  DISTO D1 / DISTO D110 / DISTO D2
室内&屋外兼用: DISTO D810 touch / DISTO S910

※ DISTO D510ではできません。ご注意ください。

ソフトウェアは無料です。弊社HPからダウンロードいただけます。上記表の機種名を選択し、ページ中ほどの「ダウンロード」タブをクリックしてください。

 

1-2.ソフトなし キーパットモード

自社開発のWindowsソフトウェアへ値を転送したい、という方は、こちらの機能をお使いください。測定値を送るための専用ソフトウェアが要らないようになっています。ソフトウェアの変更、別途開発が必要なく、値を飛ばすことができます。

この機能が使えるのは、下記2機種です。
DISTO D810 touch
DISTO S910

ソフトウェアを起動し、値を送りたいセルがアクティブになっていると、値が入ります。
使い方は、こちらの動画をご覧ください。

 

2.WLAN

レーザー距離計 DISTO S910のみ、対応の機能です。WLANと専用ソフトウェア「disto transfer 5.×××」を使って、下記のことができます。ソフトウェアは、弊社HPのS910ページからダウンロードいただけます。

wan_01

  1. 3次元座標データをExcelやテキストに送る
  2. 測定場所の写真転送
  3. 一定間隔のリアルタイム自動転送 / モニタリング
  4. Windowsデバイスから測定指令をかける
  5. S910を移動しても前後のデータを合致させ、測定を継続可能
  6. AutoCAD、BricsCADへリアルタイムで測定値を送り、3D描画

デバイス要件は下記の通りです。

  • Windows 7 以上

 

1. DISTO transfer のみ

ソフトウェアDISTO transfer とWindowsデバイスでできることをご紹介します。

2-1-1.3次元座標データをExcelやテキストに送る

XYZの座標値を取得できます。取得データは、まとめてExcelへ出力したり、直接Excelへ送ったりすることができます。使い方は、下記動画をご覧ください。
レーザー距離計 DISTO S910: Excelへ座標値転送

disto_transfer_02

 

2-1-2.測定場所の写真転送

デジタルポイントファインダーをONの状態で測定すると、測定と同時に写真を撮り、そのデータもWLAN転送されます。 disto_transfer_03

 

2-1-3.一定間隔のリアルタイム自動転送 / モニタリング

秒数を指定すると、その間隔で自動測定を行います。

disto_transfer_04

 

2-1-4.Windowsデバイスから測定指令をかける

ソフトウェアの下にある「測定ボタン」を押すと、PCから測定することができます。本体操作が不要なので、

使い方は、下記動画をご覧ください。
Windows PCから測定し、結果はExcel出力

disto_transfer_01

 

2-1-5.S910を移動しても前後のデータを合致させ、測定を継続

隣の部屋も続けて測定したいので、S910の位置を動かしたい、という時に使う機能です。既に測定した点の中から、移動先からも測定できる点を3点以上選び、本体を移動し、選んだ点を測定します。

使い方は、下記動画をご覧ください。
S910本体の場所を変えて、測定を継続 その1
⇒ S910本体の場所を変えて、測定を継続 その2

disto_transfer_freestation

 

2. DISTO transfer & CAD

AutoCAD、BricsCADをお持ちの方は、CADが入ったPCとDISTO S910を直接WLAN接続することで、3次元の測定状況がリアルタイムにCAD上へ反映されていきます。

WLNA用ソフトウェア DISTO transferが、CADプラグイン・ソフトウェアの役割を果たします。

この機能を使って、複雑な構造物測定している様子の動画があります。ご覧ください。
レーザー距離計 DISTO S910: AutoCADにリアルタイムに測定値と写真を転送

CADプラグイン機能の詳細については、下記記事をご覧ください。ダウンロードいただける資料もあります。
『AutoCAD 2018でも使える!DISTO S910の測定結果がリアルタイムで描画』